「黒猫がほしい」
ずいぶん前から
次男が言ってたが

わたしは
ネコより犬がほしいと
思っていたので

軽くながしていた笑




ある日
職場の事務所で
わたしの前の席のスタッフが

「なんかさ
妊娠したみたいなんさ…
ウチのネコ」

彼女はネコ大好きで
14匹と暮らしている

「ほしい!」

なぜだか
咄嗟に言ってしまった

きけば
お父さんネコは
保健所に
保護されており
引き取り手がなかったため
処分される予定だったが
その数分前に
彼女が
引き取ったそう

保健所は
彼女の家から
1時間もかかる
わたしの実家がある市だった

そして
子猫たちが
産まれてくるのは

入院している父が

亡くなった
後のような
気がした

そして
予想どおり

父が亡くなった次の日

4匹

産まれた

親の毛色から
黒猫は
無理そう
と彼女に言われていたが

次男の望み通りの
黒い子がいた

その子が
女の子だったので
もう1匹も
女の子を貰うことにした
(産まれた子は
女の子 2匹
男の子 2匹
だった)

初めて
ネコを飼うのに
なぜか
2匹がいいと思い

お母さんの愛情を
たっぷり
貰った
生後3ヶ月後の
12月16日

我が家に
やってきた

運命的な出会いを
感じたその子たちは

想像以上に
美しく

かわいかった✨✨


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