父は
妹家族と同居しており
長男(中3)は父と同じ部屋で
寝ていた

おじいちゃん子で
退院したら
いつものうどん屋さんへ
行く約束をしていた

だから
父が
どんどん悪くなっていく姿を
なかなか受け入れられず
一番泣いていた

もうだめかもしれない
と何度も言われながら
ギリギリまで
頑張ったのは

残されたものが
充分に心の準備ができるように
最期の父の
優しさ

そして
最期の最期は
妹と妹の長男に看取ってほしいと
わたしが勝手に思っていて

意識がなかったのに
ほんの数秒 
目を開け

側にいた
大好きな妹の長男と
いつも父の面倒をみてくれた妹の顔をみて
亡くなった

そして
自宅に
やっと帰り

孫5人に囲まれた✨✨


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わたしが
意識がある父に会ったのは

亡くなる2日前の夜

仕事を終え
病室に着いた時は
もう消灯時間を過ぎていて
真っ暗な中
長男と二人
こっそり忍びこんだ

眠っているのか
意識がないのか
わからない父の足を
マッサージしたり

顔を眺めていると

突然
カッ   と目を見開いた

それは
今までに
見たこともないような顔だった

そして
「わかる?」と
声をかけると

ニコリと笑い

近くにいた長男を呼びよせると
二人の顔を眺め

また
静かに
目を閉じた



その笑顔は
そのもの
だった




父が亡くなり
今   思うことは


最期まで
よくみてくれた妹
(文句もよく言ってたけどね笑)
妹家族

病院の先生方
スタッフの皆様に

感謝✨✨

に尽き

ほんとうに
ほんとうに

すべてが最善だった✨✨

ということ



最期に
父へ

生命の凄さを
感じさせてくれて
ありがとう。

共に生きた51年は
素晴らしい年だったよ。

これからの人生も
もっと
もっと
楽しむから
みてて!!




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17年前、父の大好きな石取祭りの夜に
孫3人と