1年前の今日、3月11日は私たちが決して忘れることがないであろう「東日本大震災発生と原発事故」の起きた日・・・
私はその時間、銀座の小さなビルの11階にいましたが、いつまでも揺れる今までに経験したことのない程大きな地震に怯え、とにかく早く止まることを神様に祈るばかりでした・・・
自宅の鎌倉まではもちろん歩いて帰ることは出来ず、東京に住む友人宅に明け方着いた憶えがあります。
一年経った今でもそのビルにはまだ近づくことが出来ず、また高層ビルやマンションに行くと言いようのない不安が襲ってきて、揺れていないのに揺れていると感じてしまい下に降りるまでは生きた心地がしません。
震度5強でこのような状態なのですから、東北の方々の心の傷はきっと私が想像している以上のものだと思います。
おとといの夜中の2:30頃にも緊急地震速報が流れ、茨城では震度5弱の地震があったばかりです。
あのお知らせの音が鳴ると我が家のソフィアは震えます。
最近テレビでは東京でも直下型地震による震度が6から7に見直されたばかりですね・・・
福島の原発の中で命を張って働いている方々、本当に頭が下がります。
家族の方がどのような思いで送り出しているのかを考えると胸が詰まる思いがします。
津波の恐怖を体験し、その中で大切な方を亡くしてしまった方々の癒えぬ心・・
復興へ向けて何か少しでも自分にできることはないか日々考えています。
でも私がしたことと言えば次男の学校がカトリックの学校なのでその中で出来る範囲での資金や物資の援助だけです。
一年が過ぎたのではなく、これから起きるであろう大地震に向けて常に背を向けずに向き合っていかなければならないのではないかと思います。
この場をお借りしまして東日本大震災で亡くなられた方々へのご冥福をお祈りいたします。