我が家の暖炉ちゃん・・
・・・と言っても本物ではありません
薪を火で燃やすタイプのいわゆる本当の暖炉に憧れ(煙突付きだもんね~
)15年前に家を建てるときに設計士さんにそのように希望を伝えたのです
けれども、煤(すす)が付くと言うこと、薪を用意するのが大変だということでまめでない私達はすぐに「薪付き本物暖炉」ではなく、「ガスストーブタイプ」の暖炉
にしたのでした
(いまでは本物でもそんな不便もないのかもしれませんが・・)しか~~し、このガス暖炉ちゃん・・
あなどれませんでした

意外とGOOD
な働き者ちゃんだったのです
リビング・ダイニング・キッチンまでL字型につながっている約40畳ほどあるスペースを、彼女一人でいつでも暖かい状態にしてくれていました

なので、この暖炉ちゃん以外で、他の暖房器具を使ったことが今までに一切なかったのです
それなのに・・・
三日ほど前からスイッチを入れると「ぼ~~~っ
」というものすごい爆音を立てて燃えていたのですが、とうとう今日は音だけ立てて、稼働しなくなってしまったのです
15年間、この子にしか頼っていなかった家族が動揺したのは言うまでもありません
「雪まで降るこの時期に暖炉が使えなかったらマジ死ぬし・・・」と息子たち・・
「1~2日、何とか我慢するしかないでしょ!」と私・・・
家族みんなで修理の方が来るまでは何とかこの寒さを乗り切ろう・・・と覚悟したのでした

家族皆の沈黙が続いた後、「あれっ、・・・ていうか普通に暖房付ければいいんじゃない」
はははははは~

かくして暖炉の修理が終わるまでは二つの暖房を使うことにしたのでした
めでたしめでたし
とちょっとおちゃらけてみましたが
・・・でも、なんの不自由も感じさせないで15年間お部屋を暖め続けてくれた暖炉に本当に感謝しなければなりませんね
使えなくなって初めて気が付いた我が家の大切なものでした

ママ、ママ~わたちも大切~





