母であり妻であり

テーマ:

体調は変わらず


吐いた後は

しばらく肩で息をしたり


普段は閉じているのに

口を開けて寝ている夫  


キツイよね


主治医も毎朝、毎夕

顔を出してくれる



痛み止めを変えたり

色々試してくれている



夜は

少し強めの鎮静剤を

使おうかと提案があった



私は

両親も自宅に来たことだし

娘はお任せして


夫のそばに

夜間も付き添おうかと思っていたのだが


今夜

娘から

ママ帰ってきてとのLINE



夫に話すと

二つ返事で


帰ってあげて

また朝来てくれたらいいから




やはりこの人は

すごい人だ


ここまで癌に追い込まれても

理性的で

我慢をつづけ

今まで通り娘を最優先にして 



10時を回る頃

夫も

薬で寝付いたので


夜勤の看護師さんに

後をお願いして

帰宅してみると


目に涙を浮かべている娘


そうだよね

怖いよね


貴方はまだ14年しか

生きていないのに

この試練は酷すぎる


娘を抱きしめて一緒に

寝ることにした



この先

どうしようか


娘のメンタルの

安定を図るべき?

夜は付き添わず娘といる?


私の両親に

懐いてはいるけれども


メンタルが揺らいでいる今

やはり母を求めるのも頷ける


私も多分

夫を見守りつつの

あの簡易ベッドでは

眠れない


意識はまだハッキリしている

夫は


私と自分の弟以外の

付き添いは断固拒否

吐く姿なんか

絶対見せない


まだ

理性もプライドも

変わらない

精神力は凄まじい


だから

私の代打

うちの両親という訳には

いかない


でもこの生活も

長丁場だと

いよいよ

私の身体がもたないかも

しれない


ほぼ15時間

院内にいた疲労は

凄まじい


結構夫から

水買ってきて

ガリガリくん買ってきてなど


あれこれ指示が飛ぶので




我が家から

病院まで

15分もかからないから


すぐ行けるし


夜、夫が薬で寝ていて

病院から

付き添い要請もない時は


自宅で、過ごしたほうが

私も娘もいいのかな


両親ももう

後期高齢者に

片足を突っ込んでいる年


夜間の泊まり込みはムリだ


何より

夫が嫌がるだろう




お子様がいながら

ご主人を看取った方は

夜はどうしていたのか


宜しければ

教えてください