今日も朝から付き添い


朝から鎮静剤で

眠っている時間の

ほうが多いかな

合間合間には


吐くけれども


この7日間ずっと

夫は吐いていたから


もう体力もそんなには

残っていないのだろう


それでも

会話は成り立つし

いつもの通り

理性的な夫だ


ただ吐いた後は

ものすごくしんどそう


吐く力も

確実に昨日より

弱っている


朝の血圧は

上が80で

下が48だった





夫の場合

もちろん点滴のお陰もあるが

痛みは全くなく

腹水も気になるほどではない



反対に致命的なのは

腹膜播種からの

食道転移そして出血


これに苦しんでいる


この苦しみから

逃がしてあげるには

完全な鎮静をかけるしかないのかな


まだ今のところ主治医から

その話はないけれども


近いうちには

決断しないといけないのかも

しれない



夫の

人生の終幕は

私が一緒におろしてあげよう


この7日間で

その決意ができた気はする


緩和ケア病棟は


広くて綺麗で静かで

なにより手厚い


患者人数に対し

看護師さんも多いから

こまめにあれこれ

気にかけてもらえる


主治医をはじめとして

様々な

医療に囲まれているという

安心感が

私を支えている


夫と

ゆっくりふれあい

いい時間を

過ごさせてもらっている





2月


アブゲムの効果が

もうないとわかったとき


なんとなく

3ヶ月後?くらいには杖を買ったり

介護認定をとったり

在宅介護?ケアマネジャー?


介護経験ゼロの

私が出来るかなあ…


介護士の

知り合いに講習して

もらおうかなあ


ぼんやり

思っていた




そんな心配は

残念ながら

杞憂に終わってしまった



そんなもの

全部ふっ飛ばして


自分で車を運転して

外来に来た患者が


そのまま

緩和ケアに運ばれる

ケースって


そんなに多くはないのではないか




時々ふと一人でいると


まだ

悪い夢の中にいる気がする


でも逃げられない

この悪夢は現実だ


今夜から

私は父と交代しながら

泊まり込み生活


朝から晩までの

五日目


付き添い生活も5日間


夜はあまり眠れず

かなり

私も睡眠不足の自覚はある


きちんと食べて

自己管理をしなければ




病めるときも

すこやかなるときも


あの

言葉が重く深く

今の私にはずっと響いている