先月、

お父さんと面会に行った際、

 

おばあちゃん「いつになったら家に帰れるの?」

 

と、聞いてきて、驚いた。

 

 

通院の付き添いで会っても、

最近は、そんなことは言わないのに…

 

いつか帰れる、と思っていたの!?

 

 

嫁じゃなく、息子お父さんに言ったのだろう。

 

さすが義母、賢明だ。

 

なので、嫁は黙り、夫に任せた。

 

 

お父さん「家じゃ、父は暮らせないでしょ?

ここの職員さんみたいに、24時間、お世話してくれる人がいなきゃ」

 

おばあちゃん「世話なんてないよ。お父さん、別に普通だから。そこまで手はかからないわよ」

 

 

『義父(要介護3)は施設一択、なので一緒にいるためには義母も施設』

 

という方向に持って行ったが、効き目なし。

 

義父が介助されている場面を、見ていないのか?

はたまた、見ても覚えていないのか?

 

 

 

こうなったら、

義母が機能しないから、と指摘するしかない。

 

本人に告げるのは、気が引けるってのに…

 

 

お父さん「母だって、食事の支度や洗濯、職員さんにしてもらってるでしょ」

 

おばあちゃん「ココではそうだけど、家に帰ったら自分でやるわよ」

 

お父さん「自分でご飯作れると思う?もうずっとやってないし、物忘れがあるでしょ?出来ないと思うよ」

 

おばあちゃん「そうかしら…やってみたら出来るかもよ?」

 

お父さん「みんな仕事もあって、ずっとジジババの世話って訳にはいかない。

だから、ココにいたほうがいい。

ココに払えるだけの年金があって羨ましいよ、オレたちの年金じゃ無理だな~」

 

おばあちゃん「そんなことないでしょ~、そういえば、沖縄にいるんだっけ?何年?」

 

 

上手く話が逸れて、ホッとした花

 

 

義母は、薄々わかっている。

 

『アタマが壊れちゃった』から、施設にいること。

自分で家事は出来ないだろう、ということ。

家に帰る=嫁の世話になる、ということ。

 

だから、

嫁には、家に帰りたい、と言わない。

 

嫁に負けたくないプライドが、まだあるのだ。

 

加えて、

嫁や子は老親の世話をすべき、と考えていないのだから、

 

ありがたや~✨

 

 

 

施設じゃつまらなくて、

また、以前のように自宅で暮らせないかな?

と思うのは、当然のこと。

 

返答に困るんだけどね💦