義母といえば、資産管理が趣味だった。

 

沢山の保険契約や投資信託、

口座も多数あり、いつも通帳を眺めていた。

 

一番困ったのは、

給与(年金)が入る口座と、各種引き落とし口座を分けていたこと。

 

 

老いる前に整理してくれたら、どんなに良かったか。

 

認知症になって、こだわりはパワーアップ。

老いを認める気もなく、現役の頃と変わらずやれると主張した。

 

 

投資信託に至っては、増資したチーン

 

案の定、本人は途中で分からなくなり、

嫁が途中で助けるも、

それも忘れるので、自分でやれた気になっていた。

 

ブログで吐きだすしかなく、

『認知症と資金管理』というテーマも作った。

 

自分の記事を『通帳』で検索したら、100件超もあった笑い泣き

 


 

 

直近では、昨年の5月(躁状態)にも、

積立をやめる/やめないで揉めた。

 

 

 

その後、7月から重い鬱になり、

10月にグループホームへ入所した。

 

手厚いケアのお陰で、11月には元気になった。

 

ってことは、

「通帳は?記帳は?」と、そろそろ電話が来るのでは?

 

 

…そう思っていたのだが、

今日まで、義母の口から、お金の話はいっさい出ない。

 

あんなに、こだわっていたのにポーンハッ

 

 

きっと、もう、アタマにないのだろう。

それだけ、認知症が進んでいるのだろう。

 

 

 

家にいた時は、

通帳を眺め始めるのが、鬱から躁になるサインだった。

 

内容が分からず、険しい顔をして悩んでいた。

 

それが今、施設にいる義母は、鬱でも躁でもない。

ってことは、通帳が躁になるトリガーだったのか!

 

通帳が手元にないだけで、

躁鬱も消え、悩むことから解放されるなんて!

 

今でも家にいたら、

通帳を見つけては、躁になったり、

悶々とした日々が続いていたかもしれない。

 

捨てられない、手放せない、悩める義母は、

グループホームに入って、究極のシンプルライフを手に入れた!!

 

 

施設で長生きしてね~日本国旗

資金は、充分あるよ札束キラキラ