二世帯同居していた義母(来月で80歳)
2017年(73歳)
『双極性障害(躁うつ病)』を発症。
躁鬱の言動に振り回され、
徐々に認知症を疑い始める
2019年(75歳)
やっと物忘れ外来を受診し、
『アルツハイマー型認知症』の診断。
躁鬱は、脳内ジェットコースター
認知機能は、着実に右肩下がり⤵️
2023年10月(79歳)
グループホームさくら館へ入居。
入居したときは「鬱の終わりかけ」だった。
鬱が終われば、躁になる。
自宅にいた時は、通帳を眺め始めるのが、躁の兆しだった。
義母は携帯を持っているので、
「お金や通帳はどうなってる?」と、
いつ電話がくる?と構えていたのに、
なに一つ言ってこない…忘れたのだろう。
「ここにいたって、なにもやることがない」
・・・だから躁転しないのか
軽い躁になると、
毎日のように銀行や買い物に行ったり、
草取りを何時間もやったりして、
エンジン全開になっていくのが常だった
躁が大きいと、そのあとの鬱も大きい。
躁鬱と付き合うコツは、躁をいかに小さくするか。
その反動の鬱も、小さくて済む。
「寝ても眠気が取れないと言ってずっと寝てたり、
食事なんか要らないから寝ていたいとか、ありますか?」
「全然ないですよ~」
「あんなに辛そうだった鬱にならなくて、良かったじゃない!」
「ナンのコト?」
入居して、
義父の世話や家事など「すべき」を手放し
(家で嫁の世話になっても、悶々としていただろう)
食事の量も人並みになったらしいし
(嫁がもっと食べてと言っても、そんなに食べられないの一点張り)
夜中に何度も起きる義父と、別室で就寝して
(家にいた時も、別に寝たほうがいいと提案しても、却下)
ストレスからの解放
栄養状態の改善
充分な睡眠
・・・によって、躁鬱が治った
義母の施設入居はちょっと早いかな~と、思わなくもなかったのだが、
嫁の世話になって、自宅にしがみついてたら、
躁鬱は続いていただろう。
入居して、本当に良かったんだよ