義父母は今、同じグループホームで暮らしている。
義父は、要介護になって、もう14年。
義母の介護のお陰で、家で暮らせていた。
それが昨夏、
義母の認知機能がガクンと低下、
家事も介護もできなくなり、
義父はショートステイに行くことに。
帰宅願望もなく、介護拒否もない義父は、
ショートステイで穏やかに過ごした。
今いる場所が、自宅なのか施設なのか、
お世話してくれる人が、家族なのか職員なのか、
もしかしたら、わかっていないのかもしれない。
自宅にこだわりがないなら、
夜中もリハパンを変えてもらえる、施設のほうがよいだろう。
一方で、
家事が出来なくなり、短期記憶がほぼ残らなくなった義母だが。
義母ぐらいの介護度なら、
ヘルパーやデイを利用して、自宅で暮らす人が大半だろう。
フルタイム勤務とはいえ、同居嫁もいる。
家事は嫁に任せて、夫は施設に任せて、孫と暮らすって最高じゃん。
じゃあなぜ、義母は施設へ?
タイミングとしては、早くないか?
理由はいくつかあるが、
最大の理由は、義姉🐶が施設入居を言い出したこと。
嫁に頼れない義母は、義姉🐶にばかりに頼ってきた。
義父母の、季節に合わない着替えの問題。
お金の管理、銀行やケアマネとのやり取り。
嫁の介入は拒むのに、義姉なら拒否しない。
義姉も、毎週、義母の元に通い。
こだわりの強さに、なるべく寄り添おうとする。
(嫁にはムリ、やっぱ実の娘だよね~)
我が家の介護は、段々と『義姉頼み』になっていった。
そんな中、突然やってきた、老々介護の破綻。
🐶「もう、二人で家に置いておけないでしょ。
私だって、こんな毎日(義母に)呼ばれても、困る。
二人とも、施設で暮らしたほうがいい、年金だって十分もらってるんだから」
ハイ!
これまで寄り添い続けた義姉がそう言うなら、
嫁には、なんの異論もアリマセン!