義母がグループホームへ体験入所し、一週間が経った。
携帯電話を持っているので、連日、電話がかかって来る。
施設に行ったのは午後だったのに、
その日だけで、嫁には5回、義姉には18回も着電。
それ以降も、両方に一日5回づつは、電話しているようだ。
(嫁も義姉も仕事中は出られないので、回数が多いのだが…)
『なんで私はこんなところ(施設)にいるんだろう?』
って、聞きたいんだよね。
好きなだけ、掛けてくれていいのよ。
…でも、ゴメンね。
義母と話すのは気が重くて、出ないけど
体験入所から5日目、実は通院があって、さっそく外出。
ドキドキしながら、義母を迎えに行った。
(家に帰る!施設には戻らない!なんて言われたら、どうしよう…)
ところが、
「悪いわね、病院なんて。私、薬なんて飲んでないと思うんだけど…
飲んでるの?そんなこともわからないわ」
この日はおとなしかった。
「なんで私あそこにいるの?」
とは、聞いてきたけど、
「そう…私、壊れちゃったのね」
口数も少なく、いつ帰れるのか?と聞いてこない。
施設に戻ると、
「今日はありがとうね、気を付けて帰ってね」
この日は『私は壊れちゃったのね』モードだったようで、助かった。
その翌日も、義姉と別病院へ通院。
それも、義父も一緒。
(義父は8月からショートステイ中)
昼食は、義父と一緒に自宅にて、
その後、それぞれの施設に帰って行った。
この日も、義母が抵抗することはなかったらしい。
という報告をもらっていたので、
その日の夜、義母からの電話を取った。
「どうしてココにいるの?いつ帰れるの?」
「今日、義姉🐶ちゃんと会って、その話はしなかったの?」
「今日、🐶となんて会ってないわよ。え?お父さんも?そんなの知らない!」
「家で寝てばかりでご飯も食べてなかった?
そんなことないでしょ!お風呂とか、やってたでしょ?
ここじゃ何もすることがなくて、おかしくなっちゃうよ」
ご飯も食べてるし、もう元気だから、家に帰る」
「無理だって言うけど、やって見なきゃわからないじゃない。
ねえ、一旦、家に帰してみてよ。やれると思うから」
電話を掛けてくるのは、悶々と考え込んだ結果だから、『私はやれる』モードなんだよね。
やっぱり、電話にはあまり出ない方がいいかな…
義母が望む回答は出来ないしね。
体験入所は二週間の予定。
このあとについては、施設からの連絡待ち。