義母と運転の話は尽きない。
75歳9か月で運転を止めるまでの紆余曲折は、記事にまとめてある。
で、返納することを勧めたこともあったが、
運転経歴証明書は要らないと言って、そのままだった【運転免許証】。
義母、5月の誕生日で切れる
数か月前に「認知機能検査」の案内ハガキが届いていた。
これは必要ないと言ったら、アッサリ処分してくれた。
よかった
残しておいたら、見つけては「なんだこれは?」と言われて、
免許を取り上げられた”恨み節”を、そのたびに聞く羽目になる。
4月になって、更新のハガキが来た。
「ハガキが来たけど、更新しないんだから放っておいていいわよね」
そう言って、リビングの書類置き場にしまわれた。
うーん
返納手続きも書いてあるから、誕生日が過ぎるまでは捨てられないか。
でも、見つけるたびに、ざわつくに決まってる。
せめて、隠したいなぁ
で、隠せずにいて、ときどき話題に出る。
「こんなのが届いているのよ」
「そうだね。だいぶ前に届いてたけど、残してあるだけだよね」
「今、初めて気づいたのよ。だって、まだ読んでもないし」
じゃあ、隠しておけばよかった…
「ハガキが来たってことは、更新できるんでしょ?
私ね、運転してみてって言われれば、まだ出来そうな気がするのよ」
別の日には。
「知ってた?こんなハガキが来てるのよ」
「そうだね」
「運転やめて2年だっけ?もうやれる気がしないわ」
で、昨日は。
「ねえ見て!こんなハガキが届いてるのよ!」
この日。
別件で、すでにゴキゲン斜めだった。
「もう乗れないのに、バカにしてるわ!」
「違うよ~免許まだ持ってるんだから、ハガキは来るでしょ」
「え?私の免許ってまだあるの?」
「警察に返納の連絡をしてないんだから、免許証は有効だよね?」
で、また返納の話をしたが、そのまま放置して失行でいいと言う。
「じゃあ、そのハガキと免許証、隣室の引き出しに入れて置いたら?」
「そうね、そうするわ」
隣室の重要書類を入れる引き出しに、移動した。
これで忘れてくれ~