因果関係について、
他人からの説明では理解できないけれど、自分の中にあれば、別。
14日の話。
「スーパーに買い物に行こうと思ってたの。
で、明日、年金支給日だから銀行も行かなきゃでしょ?
でも、お父さんのデイが、当分なくなっちゃったじゃない?」
そう、義父(要介護2)のデイが、職員さんに濃厚接触者がいるからという理由で、しばらく休みになった。
「困ったわ。お父さんがいると、どこにも行けない」
義母さぁ…もう12月から、自発的に出掛けたことは無いでしょ。
なにを今さら。
建て前【出掛けるべき】vs本心【出掛けたくない】
ちょうど良い言い訳ができたんで、言いに来たってところか。
「大丈夫だよー、出掛けられるよ。
娘(高3で学校ない)がいるから、義父の留守番頼める。
嫁と義母で、出掛けたい放題だよ!どこに行きたいの?付き合うよ」
「え、そうなの?」
「そうだよ、学校ないから家にいるよ」
「それとも義母が一人で出掛けたいなら、私が留守番しておくよ、行って来ていいよ
」
「…別に。どこにも行きたくないわよ」
「は?買い物と銀行に行きたいって、今、ソレを言いに来てるんでしょ?」
「だって、寒くて」
「そうだね、寒いね。だから、ずっと布団にいたら暖かいね」
「そう、寝てても寒くて、どこも行けないし、イライラする」
「は?」
「だって、寒くて、どこにも行きたくない」
「じゃあ、行かなきゃいい」
「でも、スーパーと銀行がね」
「じゃあ、今から行く?」
「でも、年金支給日は明日なのよ」
「あのさ、年金支給日の銀行は混むの。明日のコメ代もない人に譲って。
義母みたいな人は、そんな日にわざわざ行かないで」
「そうなのよね、お金は下ろさなくても、まだ家にある」
「は?じゃあなんなん?」
「お父さんが家にずっといると、こっちのペースで動けないって話」
「だけど、娘が家にいるから大丈夫、むしろ、義母のペースでいつでも動けるよ」
「そうね」
「じゃあ、本当に行きたくなったら、いつでも声かけて!」
「寒くって、どこも行きたくないわよ…」
めんどくさー
結局、本心【出掛けたくない】なんでしょ?
「寝てばかりいないで出ろ!」なんて、誰も言わないのに。
家でゆっくりしてたいなら、それでいいのに。
なんで、そうやって建て前【出掛けるべき】を、持ち出すんだろう。
それで、イライラしてるなんて。
”べき思想”で、自分にストレスを掛ける、鬱あるある。
大変だ―
結局、翌15日の年金支給日も、16日も17日も、
朝だけ
「食べるモノがない、買い物に行かないと。銀行も」
10時ごろになると
「あるモノ食べるから、行かなくてもいい」
フクザツな鬱の心理なんだろうけど…どっちやねん
夫がこれを導入して、義母の寝室のエアコンを管理したいそう