↑この時、年末。

 

お母さん「家電が使えなくなるほどの鬱だったことも、あるんだよ」

 

おばあちゃん「えー、ないない。私、そんな風になったことなんて、無いわよおいで爆  笑

 

以前から、

鬱期のことは何も記憶に残らないので、そう言うのもムリは無いんだけど…

 

物忘れの自覚、あるよね?

嫁の言うこと即否定って、どっから来るんだ?その自信指差し

 

 

ぽってり苺ぽってり苺ぽってり苺

 

 

おばあちゃん「お米が、わからない」

 

精米機の前で立ち尽くしていた。

 

(我が家のコメは玄米、小さい精米機を使っている)

 

 

おばあちゃん「お米は入れたけど、ここからどうして良いのかわからない」

 

お母さん「あー、これとこれを押せば、ほら回った!あとはよろしくね」

 

 

ほらほら、前に言った通りじゃない。

 

いつもは難なく使える精米機。

それが、どこのボタンを押してよいのか、わからなくなっちゃったんでしょ?

 

”鬱あるある”だから、見よ、この冷静な応対キラキラ

 

 

 

それから、しばらくして。

 

おばあちゃん私、どうしちゃったのかしら?

 

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おばあちゃん「精米機はコメを入れて、蓋を閉めて、ボタンを押すだけでしょ?

なんで出来なかったの?自分でも不思議で、聞きに来た」

 

お母さん「いつもなら体が覚えていてサッと出来ることなのに、って言いたいの?」

 

おばあちゃん「そう!何も考えなくても、体が動くのに」

 

お母さん「うーん、鬱になると、たまにあるんだよねぇ」

 

おばあちゃん「?」

 

お母さん「お風呂のスイッチがわからないとか、炊飯器のボタンがわからないとか、

以前にも、呼ばれたことがあったよ」

 

おばあちゃん「えぇー!そうやって、ドンドン出来なくなっていくのねガーン

 

お母さん「それは心配しなくていいよ!一時的なものだから」

 

おばあちゃん「え?」

 

お母さん「どうやら、鬱になると、頭が一時停止して、次の行動が出て来なくなるみたいで」

 

おばあちゃん「うーんもやもや頭が回ってない感じはするわね」

 

お母さん「けど、鬱が終わると、また元通りに使えるようになるから、心配しなくてもいいよ」

 

おばあちゃん「そうかしら?」

 

お母さん「そうだよ。見てよ、私笑い

義母が精米機が使えなくなった大変だ~って、慌ててないでしょ?

また鬱で、一時的にわからなくなってるだけだなって、ほら、こんなに冷静爆  笑笑

 

おばあちゃん「自分でも、なんで毎日使ってきた精米機が、突然使えなくなったのか不思議」

 

お母さん「うん、3合を選ぶボタンが、”その時は”わからなくなっちゃったみたいだね。

でも、一時的なものだから、心配しなくて、大丈夫ーバイバイ

 

 

義母、鬱なのに、けっこう冷静で、ビックリ指差し

 

 

嫁、義母を慰めるために話を盛ってるのではなくて、

本当に、鬱のあいだだけ、認知症が3歩ぐらい進んでしまう。

 

で、鬱が終わると、2歩下がる。

 

そうして、認知症は、一歩ずつ、進んで行ってるんだけど、

それは、言わなくてもいいこと。

 

 

 

 

 

家事ラクを追求するワタシ看板持ち

シャンプーの袋にさして、吊り下げて使ってます。便利!

お安くはないので、すぐ壊れないでね~