まだ終わらない、この話
義父の投資信託を解約する気になった、義母。
ところが、義父が電話に出るのを嫌がり、困った義母は、
「夫にお願いしたい」と、嫁経由で頼んできた。
「勝手なことをするから、頼まない」って言ってたのは、誰だよ。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
その際に、
「このあと、また平日に家に居ることはないのかしら?最近、休みとか在宅勤務とかで、よく平日も居るわよね」
「そうだね~ 。でも、別に会社で仕事してても、証券会社に電話ぐらい出来るんじゃない?」
は経理関係の部署なので、内勤だ。
「でも、職場から電話したら、おかしいでしょ」
なんでおかしいんだ?…このあと、義母の発言の意味を知ることになる。
その翌日、早速、在宅勤務だった。
義母と嫁は、通院。
通院をスッカリ忘れていた義母と、慌てて家を出る。
玄関で靴を履きながら、
「に言った?」
「ああ、(出掛けること)言ったよ」
「3時までに電話するのよ?」
「え?出掛けることじゃなくて、解約のこと?」
「そう。だって、今日、家にいるから」
「あー、うん、昨日のうちに伝えてあるよ、でも今日は休みじゃなくて、家で仕事だからね、どうかな」
「でも、3時までなのよ?それに、男の人が家から電話すれば大丈夫だと思って、お願いしたんだけど」
「は?男の人ってなに?」
「だって、同じ男の人じゃないと、私たちが電話するわけにいかないでしょ?」
「は?」
「だから、お父さんに成りすまして電話してもらうのよ」
「えーー!夫にお願いって、そういうことだったの?」
「そうよ、だって、電話で解約できるのに、お父さんが嫌だって言うから。男の人だったら成りすませる。
名前と生年月日と言って、解約してくださいって言えばいいだけなんだから」
「いやいや…」
なに考えてんだー
にお願いって、そう言うことだったんだ
だってさ、義父を電話口に出していて、名前しか言えないのはバレてるでしょ?
今さら、成りすました夫が名前と住所をスラスラ言って、バレないと思って
義父の電話っぷりを、覚えてないとか?
いや、わかってるよね?
ネットでの手続きや、義父をその気にさせたりするのを、夫に期待して、頼んできたんだと思っていた。
嫁は、そのつもりで聞いていたが、そういえば、義母はそんなこと一つも言ってなかったね
義母は、最初から、夫が義父に成りすまして電話する作戦を思い付いていて、
だから、職場から電話したらおかしいとか、言ってたんだ。
あり得なーーーい
「それやったら、たぶん、一発で口座凍結されるよ」
だよねー
というワケで、今日現在、なに一つ進んでいない、解約話。チーン
たぶん、夫が何とかするでしょう…
もう、義母はおとなしくしていてくれ。
あ、頼んできた際に、ちゃんと証拠は残してもらった。
「頼まれたこと自体を忘れられると困るんで、どこかに書いておいて」
「え?忘れないわよ」
「だけど、もし忘れたら『頼んでない』とかまた揉めるから、書いておいてもらわないと困る。
私が書いたんじゃ意味ないから、義母が自分の字で書いておいて」
「・・・」
『〇証券の解約は息子に頼んだ』カレンダーに書いてくれました。
義父母の食器棚の奥から出てきた、それっぽい皿、カップ。
Googleの画像検索をかけてみたら、コレだった
箱は無いが、大手リサイクルショップに持ち込んじゃダメじゃない?
使われた跡はない。宝の持ち腐れ。