義母は、口座も投資信託もたくさん持っている。
まだやれるんだと言って、整理してくれない。
でも、本当は自分でも分からなくなってきていて、
ときどき弱気になって、「整理したい」と言う。
でも、また強気が顔を出し、前に言った事も忘れ、
私たちが頼まれて手続きしたものを、「勝手にやって」と言う。
こんな話は、テーマ【認知症と資産管理☆2021】に振り分けている。
11月19日(金)の15時過ぎ。
義母が、また、義父の外資系証券に電話をしていた。
契約者の主人が、私に電話しておけって言うんで、電話しました。
本人は脳梗塞で、電話とか、もう難しいんです。
私もね、投資信託をしてるんですよ、地元の銀行で。
そこは、「トータルリターン」の書類をくれるんですけど、
お宅のこの9/28付の書類※、こう言うのは見てもよくわからなくて、
トータルリターンを送って下さる?
この、9/28付の書類「取引残高報告書」は、
義父を電話口に出して、義母の住民票を取って、特別な書類を提出して発行してもらったのに、
義母は、もうすっかり忘れている。
ただ、送られてきた書類、だと思っている
嫁は詳しくないので、トータルリターンとの違いは分からないが、
どの書類を見たって、もうわからないのでは?と思ってしまうよね…
で、やっぱり、義父本人を電話に出すように、言われたらしい。
「お父さん、電話に出てだって」
嫌がる義父、渋々変わって、名前は言えたが、やはり住所は言えず。
義母が、隣で大きな声で住所を言い、「2!」、
義父が復唱、「2!」
これでいいのか…
金額も内容もわからないんじゃ、解約しようにもねえ…
でも、このまま持ってても、どうしようもないし…
東京じゃ遠くて行かれないし、昔、東京で勤務していたから、それでね…
解約しようにもあまりに損ではねえ、でもね、もう持ってるだけで重荷なんですよ、どうしたらいいんだろう…
なぜか、解約しますと言わず、グダグダ言い続ける。
ここへ来てもなお、自分が解約を決めていいのか、怯んでいるようだ。
担当者に「それなら解約したほうが良いですね」と、言ってもらいたいのか…そんなこと、言う訳ないジャン。
どうやら、ネット経由での手続きを提案されたらしい。
ネットなんてわかりません!と返していた。
程なくして、電話が終わり、義父に説明していた。
「あのね、電話で解約できるけど、9時から3時までなんだって。
今日はもう3時過ぎてるから、また月曜にに、電話掛けて解約しようね。
アナタも電話に出なきゃいけないんだって、わかった?」
お、翌週に、解約なるか?
(ところが、グダグダが続きます)
サンタさん、この辺りだそうですよ~