過去録は2018年に移ります。
双極性障害、二年目、
こうして振り返ると、認知症の症状は始まっていた。
2~3月は、躁期
今回の片付け祭りは、パントリー(食糧庫)
「寝込んでいるうちに、ごちゃごちゃになったから、整理しないと」
義母の言う「整理」は、並び替えるだけ。
明らかに食べられそうもない、古い乾物が見つかっても、戻す。
義母の目指すパントリーがわかった。
・古くて食べられないものも、取っておきたい
・ラベルの付いたタッパーが、並んでいる状態が好き
これ、たぶん食べるつもりは、ない。
あれば安心、ただの飾り?自己満足。
わかったけど、理解できない…
4~6月は、うつ期
「疲れがたまってきた」と言って、寝込みがちに。
ところが、義父がドライブに行きたいと言うと、車を出す。
うつ状態でも、義父の言うことは聞く。長年の力関係は変わらない。
帰ってきたら、
「今日、運転が危なかった、ガードレールに擦りそうになった」と、自分で言うではないか
うつの時の運転は、やめて~
薬の飲み忘れが、とても目立つ。
聞いても、飲んだかどうかも、わからない、と言う。
その薬の仕分けは、義母がしていたが、ある日は、2時間かかっていた。
6月は梅雨で寒いのはわかるけど、
ハイネックシャツに、タイツと裏起毛ズボンの重ね履きって、どうだろう。
曜日感覚がおかしくて、ゴミの日を忘れる。
義父がデイの日なんて、ひとりでお昼を食べて、その1時間後に、
「お父さんは、どこにいる?」と、聞きに来た
こんなことが続いて、
MRIを撮ったほうがいいのではないか、と嫁は、ノートに書いている。
老人のうつは、仮性認知症と言われるらしく、
そうになると、すっかり戻るので、やっぱり仮性なのね、と思っていた頃。
(タイムマシーンで言いに行きたい。撮るべきだったよ。この後もっと揉めるよ)