義母の運転に関する記事を書いたら、
ちょうど一年前に、こんなバトルを繰り広げていたことを、思い出した。
運転をやめてくれない。
せめて、うつの時は休んでほしくて、
『カギは嫁が預かり、乗るたびに体調を見て渡すシステム』を、構築したかった。
ところが、何度、説明しても『話が通じない』
「嫁にカギを奪われて、運転しないようにされた」
「違うよ、体調を確認して、運転しよう、って話だよ」
頭に血がのぼって、冷静に話を聞けず、嫁の説明が理解できないのか?
と、当時は分析していたんだけど、
違ったんだよね…これは認知症が進んでいて、説明が通じてない説
本当に、きつかったな~
このあと、激しいうつになり、幻視も見えはじめ、
いよいよ、物忘れ外来を予約するも、一か月待ち。
運転はもうさせられない。
検査結果が出るまで、運転を休んでとお願いするも、
「大丈夫だから」
車で買い物に行こうとしたのを止めて、嫁が車を出した。
義姉に、相談した。
「嫁がいないとき、ひとりで運転しちゃうかも」
🐶「じゃあ、私がカギを預かって行ったことにしよう」
翌日、
「義姉ちゃんが持って行ったから、ないよ」
またもや、激高
「ついに、離れて住む娘にカギを奪われた!」
「カギかえせ!」
義姉、あまりの剣幕に、翌日にまた来た。
🐶「間違えて持って行っただけよ。返すけど、当面は運転しないでね。」
本当は、うちにあったカギ。
電池を抜いて、渡した
嫁は、本当は、嫌だったよ
また運転しようとして、エンジンが掛からないと言われたら、どう対処すればいいのさ?
実際は運転しないでくれて、杞憂に終わりましたが、
気の休まることのない、一か月でした
検査結果を聞きに行ったとき、
受付で、コッソリ、医師に手紙を託した。
『もし認知症が軽度であっても、車の運転をやめるように言ってください』
「この数値では運転は出来ません」と、医師は言ってくれた。
義母には、物忘れが始まってますね、と伝えてくれたが、
数値で言ったら、立派な認知症だった。
義母は、初見の大学病院の医師をヤブではないかと、陰で言っていた
そこで、心療内科の主治医に訴えに行くも、
「大学病院での検査結果を見たら、これは運転できません」と、言われて、
自ら、運転をあきらめて、車を処分してくれた。
「義母が誰かをひいたら外歩けなくなる」と、孫が訴えても
「私は大丈夫よ」…響かなかった。
やっぱり、医者ですよ、みなさん