うつでは、さらに小食になり、ほとんど食べなくなる義母。
普段は、自分には小盛、義父には普通盛りで出すのに、
うつになると、自分基準で義父まで小盛になる。
「足りないんじゃない?」と指摘しても、
「大丈夫よ」で終わってしまい、それ以上、手出しは出来ない。
認知症初期の「大丈夫」は、こちらから見たら大丈夫じゃないから言ってるのに、
そう言い切る相手にはプライドもあって、ホント難しい。
義父は、自分で出して何かを食べると言うことを、しない(わからない)ので、
作戦を練りました。
おやつを置く
暑くなってきたのに、飲み物も提供してもらえない義父に、
嫁がスポーツドリンクを渡しています。
その時に、一緒におやつも提供する。
もしくは、おやつをテーブルに置いておく。
その際は、1回で全部食べても大丈夫な量を置く。
(あったら、あっただけ食べてしまうので)
おかずキットのメニューを変更する
毎食、おかずキットを作って食べている義母。
うつになると、簡単なレシピでも、その段取りを理解して作ることが難しくなる。
変なことをしていても、相手は大丈夫のプライドがあって、これまた問題だが。
大体、炒め物などの大皿メニューなのですが、
これを、一人づつ盛り付けるメニューに変更する。
例えば、ハンバーグ、丼もの、カレーシチュー系など。
昨日がちょうど『麻婆豆腐丼の温玉のせ』で、一人一皿だった。
小食で食べなくなった義母も、多いと言いながら、時間をかけて、完食していた。
これは、一石二鳥だ
プライドがある義母に、気付かれないように、こっそりサポートしていきたいと思います
そんな優しくないですって
義母が手出し無用と、嫁の介入を拒否するなら、
『ああ、そうですか、勝手に共倒れしちゃえば!』と、思うときもある。
でも、今のところ、
『さらにウワテを責めてやるぜ!』と策を練って、
『自分でやれてるつもりだろうけど、裏で手を回してるんだからね!』と
鬼嫁が内心ではドヤ顔でいることで、我が家の介護は成り立っている。