今日も2階に来た義母の手には、例の封筒が。
何度も聞いている自覚はあるらしい。
「あのね、どうしても納得いかなくって。10万円の申請書は、もう出したのね」
「うん、出したよ。そこに、5/〇提出済みって書いてあるでしょ」
「そうなのね…」
封筒には書類は入ってなくて、メモも書いてあるのに、
どうにも納得いかなくて、2階に上がってきたんだ。
そして、聞きたいことはまだあるらしい。
「それとね、AAAジュースはどこで買ってきたの?」
「AAAは○○スーパーのPBブランド名でしょ」
「そうね、AAAは○○スーパーの商品の名前だわ。じゃあ、私が買ってきたのね」
「うん、○○スーパーは、嫁はめったに行かないから」
「それと、あのジュースがおいしかったんだけど、あれはどこで売ってるの?」
「○○ドラッグ」
「あのジュースは、○○ドラッグか…」
コレ、もう何度も繰り返されていて、あのジュースでわかる
それでいて、○○ドラッグであのジュースを箱買いしようと提案すると、
「大丈夫。スーパーのジュースがまだ5本ぐらいあるから」と、却下される。
義母の意見に反対してまで、買うつもりはない。義母のジュースだし。
義母が躁で、怒りっぽいときに学んだ。
ちょっとでも、こちらが主導で動くと、たいていあとで怒られたもんだ。
でも、このジュース話のあまりの頻度に、まいった
「あのね、○○ドラッグでジュース買おうよ、って言うと、なぜかいつも
『まだあるからいいわよ』って言われて、せっかく行ったのに買わないで帰ってきてたの」
「でも結局、すぐになくなって、『あのジュースどこに売ってるんだっけ?』って何回も聞きに来てるよ。
次から『まだある』って言われても、『買いましょう!』って言うからね」
「そうね(笑)、置くところはあるから、大丈夫よ」
こんなこと前もって言ったところで、義母が覚えているとは思えなかったけど、
言いたくなったので、言った!
10万円の申請書のことは何回聞いてくれてもいいよ、覚えていないなら仕方がない。
でもジュースの話は、回避できるよね。
結局なくなって、振り回されて、あの時買っておけば・・・ってアホみたい