「お昼寝してたら、息子に庭やれって言われたけど、やりたくないのよ。
お庭はやりたいときにやるのがいいのよ」
うつ気味で、布団暮らしの義母。
義母の庭の草木がボーボーで、
先日、お手伝いを申し出たが、反応がイマイチでやめた→リンク
「うーん、植物の成長は待ってくれないから、そういってる間にどんどん伸びちゃうね」
「わかってるけど…どうにもやる気が出ないのよ」
このあと、義母としばらく庭の話をした。
義母は鬱モードにあるので、
「もうどうでもいい」とか「持ち主が死んだ庭なのよ」などと言う。
嫁は、「今まで通りの暮らしにこだわりすぎではないか、
理想はあるかもしれないが、今の暮らしに合わせて見直しては」などと訴えた。
深刻な感じにも、言い合いにもならず、義母はため息ばかり。
「息子が寝てると、庭やれ、ばっかり言ってくる」
「だって、義母が『こっちの庭は手出ししないで』っていうから、
私たちは『頑張って~』って、言うことしかできないの」
「頑張れないのよ」
「だから、花の終わった木は今が剪定の時期だから、
切ってあげようか?って言ったのに、お手伝いもいらないんでしょ?」
「それは、お任せするわって言ったじゃないの~」
「いや、私たちには、切りたきゃ切ればに聞こえたから、やめたんだよ」
「どうして?」
「だって!ハッキリ言っちゃうと、義母、元気になると、余計なことしたって怒るでしょ?
そんなの嫌よ。だから、切ってください、ってお願いされなかったら切れない」
「そうなの?もう無理だから、お願いするわよ」
「わかった。お願いされたから、午後から剪定するね」
この日に許可をもらったことを、あとで忘れてしまう可能性もある。
なんでも書くことにしている共有ノートがあるので、
許可をもらって庭木を切った、とメモしておかないと。
ちなみに、こういう場面を動画に撮って、あとで見せたこともある。
躁の時は、動画も見ようとせず、何をやってもムダ。怒られるしかない。
許可したことも忘れちゃうなら、OKもらったことにして
なんだってやっちゃえ~、怒られたってなんだ~と思ったこともある。
でも、相手は認知症だけれど、だますような事はしたくない。
まだ話も通じるし、正攻法で行きたい!
さて、本当はやりたくないけど、庭木を切ってくるぞ~