おばあちゃん「お昼寝してたら、息子に庭やれって言われたけど、やりたくないのよ。

お庭はやりたいときにやるのがいいのよ」

 

うつ気味で、布団暮らしの義母。

義母の庭の草木がボーボーで、

先日、お手伝いを申し出たが、反応がイマイチでやめた→リンク

 

お母さん「うーん、植物の成長は待ってくれないから、そういってる間にどんどん伸びちゃうね」

 

おばあちゃん「わかってるけど…どうにもやる気が出ないのよ」

 

このあと、義母としばらく庭の話をした。

義母は鬱モードにあるので、

「もうどうでもいい」とか「持ち主が死んだ庭なのよ」などと言う。

 

嫁は、「今まで通りの暮らしにこだわりすぎではないか、

理想はあるかもしれないが、今の暮らしに合わせて見直しては」などと訴えた。

 

深刻な感じにも、言い合いにもならず、義母はため息ばかり。

 

おばあちゃん「息子が寝てると、庭やれ、ばっかり言ってくるDASH!

 

お母さん「だって、義母が『こっちの庭は手出ししないで』っていうから、

私たちは『頑張って~』って、言うことしかできないの」

 

おばあちゃん「頑張れないのよ」

 

お母さん「だから、花の終わった木は今が剪定の時期だから、

切ってあげようか?って言ったのに、お手伝いもいらないんでしょ?」

 

おばあちゃん「それは、お任せするわって言ったじゃないの~」

 

お母さん「いや、私たちには、切りたきゃ切ればに聞こえたから、やめたんだよ」

 

おばあちゃん「どうして?」

 

お母さん「だって!ハッキリ言っちゃうと、義母、元気になると、余計なことしたって怒るでしょ?

そんなの嫌よ。だから、切ってください、ってお願いされなかったら切れない」

 

おばあちゃん「そうなの?もう無理だから、お願いするわよ」

 

お母さん「わかった。お願いされたから、午後から剪定するね」

 

この日に許可をもらったことを、あとで忘れてしまう可能性もある。

なんでも書くことにしている共有ノート本があるので、

許可をもらって庭木を切った、とメモしておかないと。

 

ちなみに、こういう場面を動画に撮って、あとで見せたこともある。

躁の時は、動画も見ようとせず、何をやってもムダ。怒られるしかない。

 

許可したことも忘れちゃうなら、OKもらったことにして

なんだってやっちゃえ~、怒られたってなんだ~と思ったこともある。

 

でも、相手は認知症だけれど、だますような事はしたくない。

まだ話も通じるし、正攻法で行きたい!

 

さて、本当はやりたくないけど、庭木を切ってくるぞ~やしの木