昨日は、3年間、嫁と一緒に通った、心療内科の受診日。

 

今は、双極性障害とアルツハイマー型認知症の両方を

この心療内科で、見てもらっている。

 

認知症の診断が出た3月以降、

家族が診察に関わると余計なことをされるから、と

一人で受診することにこだわっている、義母。

 

昨日も、徒歩片道40分を、往復走る人歩いて行ってきました晴れ

 

おばあちゃん「今日は、暑くて、すごく疲れた、もう何もしたくない」

 

お母さん「そうだね、今日は暑かったもんね。私も一緒に行くのに~」

 

おばあちゃん「私、ガンコちゃんだから、イヤなの」

 

お母さん「じゃあ、嫁はイヤ、歩きもイヤ、だったら、他の方法を考える?

やっぱりタクシーがいいんじゃない?」

 

おばあちゃん「だから、タクシーは乗れないって言ってるでしょ」

 

お母さん「乗れない、って自転車に乗れないのとは違うんだから、やってみたらいいじゃない?」

 

おばあちゃん「いやよ。そもそも、ずっと通わないとだめなの?もう行かなくてもいいんじゃないかと思って」

 

お母さん「私は、今のこの穏やかで、安定した暮らしが、長~く続くことを願っているので、

病院もお薬も、続けて行って欲しいな」

 

おばあちゃん「・・・行かないと、どうなっちゃうの?」

 

ここで、嫁は、

双極性障害と診断される直前の、すごい躁で、ハイテンションの義母を思い出した。

 

「嫁ちゃん、時間ある?話があるの。いつになったら、私の話を聞いてくれるの!忙しいばっかりで!」おばあちゃんドンッ

と言って、毎晩、同じ話を延々とされたり。

片付けすると言って、普段の家事もそっちのけで、

家じゅうの荷物を出し、なかなか寝ようとしなかった。

 

気分安定剤を服用して以来、あのような躁は出現していない。

 

認知症薬のメマリーを処方されて、易怒性も落ち着いた、今の義母。

 

薬がないとこうなるよ、と本人には言えないし・・・

 

お母さん「どうなっちゃうのかは、わからないけど。まあ、受診も薬も、ご本人が決めることだけどね」

 

お母さん「これから暑くなるから、私が一緒に行くのは、全然かまわないからね」

 

 

義母が通院や服薬をどうするかは、本人が決めることだと思う。

 

そう言いつつも、今のところ薬が合っていて、家族に向かう不穏が軽減されているので

家族のためにも続けて欲しいと思っていて、とても葛藤がある。