双極性障害(躁うつ病)は、躁期とうつ期の波がある。
うちの義母の場合は、鬱→躁→寛解→やや鬱を繰り返す
今は、やや鬱期にあり、
一日のほとんどを布団の中で過ごしている、義母。
(この後に本格的な鬱が来て、嫁は引き続きステイホームかも)
お昼ご飯のために起きてきて、
「なんだか、眠くて眠くてしょうがないのよ」
「なんでだろうね?心当たりはあるの?」
前日も一日中寝ていたのに、意地悪な問いだが、
義母の考えを聞きたいので、質問で返す。
「それが、わからないのよ~」
「眠くて布団にずっといる時期が、年に何回か来るよね?
それについては、どう思う?」
「・・・」
「やっぱり元気な時期の次は、うつが来るのかな」
「この間、先生に『このあとまた下がってきますよ』って言われた、アレ?」
「そうだね、焦らずゆっくりしたらいいんじゃない」
翌日…
「いつもは、義父が夜中にトイレに起きると、目が覚めるんだけど、
昨日は、全然気が付かないで眠れたのよ。で、朝からすごく眠いの」
「ん?それ、普通は逆じゃない?夜中にぐっすり眠れたのに、いま眠いの?」
「そうなの。いつもは、夜中に目が覚めるけど、別に昼間に眠くならない」
「おかしいじゃん」
「そうなの、だから、夜中に眠れた時は、昼間も眠いみたい」
「へ、へぇー
」
なんなの、その理屈~
躁の時に『もう治った』って言ってたけど、今も治ってる状態?ってツッコミたい。
でも、うつ気味のひとに、『あなたのそれが鬱です』とも言えないし…
やっぱり、自分の病気のことを、全然わかっていないよね。
これまでに、何度も説明してきていますが、
「私のこれが躁うつ病っていうのね」なんて、その時は言っても、
理解できないのか、認めたくないのか、忘れてしまうのか・・・
これが、現役世代なら、自分の病気と付き合うために、理解すべきでしょうが、
もう高齢の義母に、苦労してまで、理解してもらわなくてもよいのでは、と思っています。