双極性障害(躁うつ病)は、躁期とうつ期の波がある。

 

うちの義母の場合は、鬱→躁→寛解→やや鬱を繰り返すリサイクル

 

今は、やや鬱期にあり、

一日のほとんどを布団の中で過ごしている、義母。

(この後に本格的な鬱が来て、嫁は引き続きステイホームかも)

 

 

お昼ご飯のために起きてきて、

おばあちゃん「なんだか、眠くて眠くてしょうがないのよ」

 

お母さん「なんでだろうね?心当たりはあるの?」

 

前日も一日中寝ていたのに、意地悪な問いだが、

義母の考えを聞きたいので、質問で返す。

 

おばあちゃん「それが、わからないのよ~」

 

お母さん「眠くて布団にずっといる時期が、年に何回か来るよね?

それについては、どう思う?」

 

おばあちゃん「・・・」

 

お母さん「やっぱり元気な時期の次は、うつが来るのかな」

 

おばあちゃん「この間、先生に『このあとまた下がってきますよ』って言われた、アレ?」

 

お母さん「そうだね、焦らずゆっくりしたらいいんじゃない」

 

 

翌日…

 

おばあちゃん「いつもは、義父が夜中にトイレに起きると、目が覚めるんだけど、

昨日は、全然気が付かないで眠れたのよ。で、朝からすごく眠いの」

 

お母さん「ん?それ、普通は逆じゃない?夜中にぐっすり眠れたのに、いま眠いの?」

 

おばあちゃん「そうなの。いつもは、夜中に目が覚めるけど、別に昼間に眠くならない」

 

お母さん「おかしいじゃん」

 

おばあちゃん「そうなの、だから、夜中に眠れた時は、昼間も眠いみたい

 

お母さん「へ、へぇー汗

 

なんなの、その理屈~目!?

 

 

躁の時に『もう治った』おばあちゃんって言ってたけど、今も治ってる状態?ってツッコミたい。

 

でも、うつ気味のひとに、『あなたのそれが鬱です』とも言えないし…

やっぱり、自分の病気のことを、全然わかっていないよね。

 

これまでに、何度も説明してきていますが、

おばあちゃん「私のこれが躁うつ病っていうのね」なんて、その時は言っても、

理解できないのか、認めたくないのか、忘れてしまうのか・・・

 

これが、現役世代なら、自分の病気と付き合うために、理解すべきでしょうが、

もう高齢の義母に、苦労してまで、理解してもらわなくてもよいのでは、と思っています。