車の運転をやめて、今は、意地でも歩いて買い物に行く義母。
これは、まだ一緒に買い物に行っていた頃。
月曜日でした。スーパーで、お惣菜のとんかつを買うという。
「今日は月曜日だから、お料理キットが来るけど、買うの?」
「だって、食べたいのよ。お料理キットと両方食べるから大丈夫よ」
夕方、お料理キットだけを食べていた。
「とんかつも食べるんじゃなかったの?」
「だって、お料理キットが来たから」
「両方食べるって言って、買ってたじゃん」
「それは多いわよ」
火曜日。
義父はデイの日なので、お昼ご飯は作られず。
夕飯もお料理キットが来た・・・とんかつは冷蔵庫で、二泊目。
水曜日。
今日こそ、義父は家で昼食を食べるので、とんかつの出番だろう。
「え?カップ麺食べるの?月曜に買ったとんかつがあるよ。」
「いいの!わかってるの!」
夕飯は今日もお料理キットです・・・とんかつはまだ冷蔵庫。
こうなったら、とんかつは、口出ししないで見守ることにした。
そして、二階にまわってきても、絶対に食べないぞと心に誓った。
木曜日。
義父はデイなので、お昼ご飯は作られず。
夕飯もお料理キットが来た・・・とんかつは、もう4日経つ。
金曜日。
ついに!昼に、とんかつが、玉ねぎと煮て卵とじになっていた!
しかし、とんかつ2枚は二人では食べきれず、
夕飯はお料理キットもあったし、
我が家の夕飯に回ってきた・・・5日目のとんかつ
「これ、我が家で昼も夜も食べたんだけど、食べきれなくって、食べてね。」
「う、うん」
娘たちに、『これは月曜日のとんかつですが、どうしますか?』と聞いた。
みな、遠慮するとのこと。
その日に限って、我が家の夕食後に義母が2階にやってきて
「とんかつの卵とじ、けっこう食べられたでしょ?」
「う、うん」
たぶん、食べても大丈夫だと思う、うん。
こういう感覚って、個人差あるよね。
嫁は、スーパーのお惣菜は、その日か、せめて翌日には
おいしいうちに食べたいです。
とんかつ、ごめんなさい。