「ねえ、このカラーボックス、どうしてこっち向いてるの」
「さあ、3日前ぐらいからそうなってるよ。模様替えしたんじゃないの?」
「私じゃないわよ。また息子が勝手にやったのね」
義母エリアの模様替えなんてやったら、怒られるから、絶対にやりません。
「庭の○○の花が全然少なくなってるのよ」
「枯れたりして、自然と少なくなったんじゃない。」
「また、あいつが切ったな」
義母エリアの庭に手出しをしたら、怒られるから、絶対にやりません。
このパターン、しょっちゅう
自分でやったのを覚えていないので、誰だ?となって、
まず、嫁に聞くんですね。
嫁じゃないと分かると、「また夫だな!」って、すぐ返してくるんです。
これまで、いろいろ衝突してきて、
義母に、夫への負の感情を残してしまったせいだとしても、
その言い草、決めつけ方、怖いんですけどー
夫はめんどくさがって、『もうオレのせいにしておけばいいよ』と言うが、
やっていないものを『そうなんじゃない』とは言えん。
いつも、
「夫は『義母のところはそう言われるから絶対しない』って言ってるよ」
と返しても
「だって私じゃないもの、絶対アイツよ」
頑として、譲らない。
なので、今日は、もう少し突っ込んでみた。
「ねえ、夫が義母の庭をやって、今まで散々、揉めたでしょ?
それで、『余計なことしないで!』って言ったでしょ」
「そうかしらぁ」
「まさか、庭のことで何度もやりあったこと、覚えてなかったりするの?」
「・・・さっきも、低姿勢で『毛虫が付いた木をどうしたらいい』って相談したのに、
『切ればいいだろう』って言われて終わりよ。ひどいと思わない?」
「・・・だって、自分でやるから手出ししないで、って言われてるからねぇ」
「えー」
都合がいいにも程がある。
覚えていないことは、息子のせいにしてしまうと都合がいい。
やりあったことも忘れてしまったほうが、都合がいい。
コチラを振り回すのは、勘弁してほしいです