初めてお寿司のテイクアウトを利用して、みんなで食べることになった。
(お店はテイクアウトで忙しそうだったが、家族連れでイートインの人も結構いた)
義父の分は、お皿に取り分けてあげるというので、
義母宅の食器の中から、嫁が和風な四角形のお皿をチョイスして渡したら、
「お寿司のお皿は、青い丸いやつ
なのよ」
「じゃあ、私はお茶入れてるところだから、義母が出して」
「でもねぇ、どこだったかしら」
義母は、食器棚の扉を、片っ端から開けて、探し始めた。
さて、見つけられるか。
1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12枚目の扉まで開けたが、
見つからなかったようで、(どんだけ食器棚広いんだ、って突っ込むところです)
「ダメだわ、どこに何があるのか。ごちゃごちゃになってるわ。整理し直さないと」
整理し直すって、誰も何も移動していないんですが
断捨離のような整理は、絶対に、しないだろうし。(欠けてても捨てない)
ここ半年ぐらい、義母は、食器を元の場所に戻せないことが増えてきた。
脳内の食器棚の配置図が、消えかかっているんだろうか・・・(多すぎるから余計にね)
以前は、嫁が違うところに戻すと、
「このお皿はココって決まってるのよ」と、指導が入ったので、
同居して10年、義母のたくさんの食器の場所を、嫁は掌握済み
「青いお寿司用のお皿って、コレ
のことかな?ずっと前からここに入ってるよね」
嫁は、なぜか義母が最後に開けなかった、
隅にある13枚目の棚を開けて、見事、お宝を発見した
「あら、ここだったかしら
」
でも義母は、喜んでお寿司をのせ、
「久しぶりでおいしいわ、また食べたいわね
」と、満足気だった。
「うん、いつでも注文と受取は担当するから、また食べたいな
」
スポンサーは義母、ごちそうさまでした!