物忘れ外来にてMRI検査を受け、
脳の萎縮が見られます、物忘れが始まっていますね、
お薬で進行を抑えましょう、と診断を受けた
75歳の義母(来月で76歳)
会う人や電話相手に
「娘たちが、今の私を見て、MRIを撮ったほうがいいって言ったことが失礼だ」
「まだ75歳よ。ちゃんと自分で暮らせているし、認知症って言われても信じられない」
とこぼしてみたり
「私は認知症だから、って言うんでしょ!」
と夫にタンカをきってみたり
認めたくない気持ちはわかるんだけれど・・・
専門医の画像診断を信じられないって、どういうこと?って聞いたら、なんて言うのかな。
本当のところは、ご本人の口から聞かないと分からないけれど、
『信じたくない』なのかな、と思っています。
信じてしまったら、このあと、病気が進むことを認めなければならない。
それは、苦しくて、つらいよね。
と、思っていたら!
先日、義母が実娘であるR姉に電話していたのが、聞こえてきた。
(嫁には言ってくれない本音が聞けるので、ついつい盗み聞き)
「いやだってね~(笑)、MRI撮って、認知症が始まってるって言われてもね~」
「まだ、75歳だし、自分では全然そんなこと思わないから、フフッ、
はっきり言って・・・ヤブ医者なんじゃないかって(笑)」
『信じたくない』じゃなかった・・・
まさかね…と、ちらっと思ってはいたんだけど、やっぱりそっちー
全然、笑えないんですけどー
(認知症という言葉は使わず、上手に車の説得もしてくれて、優秀な先生だったよ)