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連載「義母が車を手放すまでの日々」
12月に車検から車が戻って、
カギを預かるシステムを導入しようとしたところ、
どんなに説明しても理解してもらえず、数日怒り続けた義母。
埒が明かないので、カギは引き出しに戻したら、落ち着いた。
そして、結局、3回運転して、またうつ期に入った。
最後は、うつ気味でふらついていたのに、
息子夫婦の反対を押し切って運転しようとしたので、止めた。
自分で体調を見極めるなんて、やっぱりできるはずはないのだ。
そしてやってきた、2020年1月の大きなうつ期、
今回は幻視も見えているようだ。
やっぱりおかしい、双極性障害のうつ、だけじゃない気がする。
1月のうちに、家族はMRI撮影に向けて動きだした。
うつから復活したら、また、運転したいと言ってくるであろう。
脳の萎縮があるのかないのか、画像診断でハッキリさせよう。
2/8
うつから回復した義母。
夫への朝のあいさつは
「車はいつ返してくれるの?」
今回も、のらりくらりは効かなそうだ、と義姉Rに電話で相談したら、
「じゃあ、私がカギ持って行っちゃったことにしちゃっていいよ」
というので、ありがたく乗っかった。
「R姉ちゃんがカギ持って行っちゃってるよ!」
義母、激高!ついに嫁ではなく、実娘にカギを奪われた
もうメールなんかできない、と言っていたのに、
半年ぶりに、全部ひらがなでR姉にメールした『か・ぎ・か・え・せ』
2/9
R姉、我が家へ駆け付ける。
「この間、私が代わりに運転した時に、カバンに入れて持って行っちゃっただけよ~
ほら、一緒に病院に行ったときよ、ね?間違って持って行っちゃったの」
作戦変更とにもかくにも、カギがないと着火する
カギが手元にあったら安心するか?
電池を抜いて、引き出しに入れた
同居の嫁は、義母がいつ車で出掛けようとするか、見張って暮らすことになった。
もしも「カギが開かない」って呼ばれたら、どうすればいいの~
MRIを撮りに行くことは、R姉から義母に伝えられて、
その結果が出るまではお休みしよう、と説き伏せる。
でももし、画像診断で何ともなかったら、どうなるのこれ?
胃が痛くなりそうな毎日、ひやひやしっぱなしの2月だった。