2019年2月の話。
1月からの大きいうつ期から、ちょっと上がってきた?
と思われた頃。
2/6(木)
午後に義姉が来て、一緒におしゃべり。
今年の義父たちの確定申告は、夫が電子申告してくれるという。
そのためには、義父本人が税務署に行って
パスワードをもらってくる必要がある。
明日にでも、嫁が義父を連れて行ってくるね、と説明をした。
2/7(金)
義父と税務署に行くために、マイナンバーカードを借りる。
「行ってくるね、ゆっくり好きなことして過ごしててね。」
義母は普通に送り出してくれた、と思っていた。
混んでいる税務署から帰宅すると、
義母が大声で、義姉に電話している。
一体、何が起こったのだろう。
「税務署に、突然義父を連れて出掛けて行った!私には何の説明もないのよ!」
「昨日、私も居たときにその説明したよね」
「私はそんなのは知らない
」
「連れて行ってほしかったの?」
「一緒に行きたいって言える雰囲気じゃなかった。 黙って、義父を連れて行った
。」
「混んでる税務署に、あなたも連れて行ったら大変だと思ったんじゃない?
そんなにふらついているのに。」
「朝、カレンダー見たら突然書いてあって、初めて知ったのよ!
いきなり、マイナンバーよこせとか、何も説明ないのよ。」
「息子夫婦は良かれと思って、動いてくれてるんでしょ」
「あの人たちは、私たちと仲良く暮らすつもりなんてない。
今まで私が自分でしてきたのに、パソコンのほうが早いって、なによそれ!」
青天の霹靂・・・
前日に説明したのは、全くインプットされてなかったんだ。
嫁が義父を連れて、税務署に行っている間に、一人で悶々としていたんだろう
以下、義姉から聞いた要約。
『今までずっと自分でしてきた確定申告を、息子がパソコンでやるという。
年寄りには生きづらい世の中だ。私を役立たずにしようとしている。
息子たちがしようとしていることを知りたいが、聞いてもよくわからない。
これまでしてきたことを奪われるのは嫌だ!
おまけに、義父は最近、嫁の言うことのほうが聞くみたいだ。
義父は私でないとダメなのよ、私の役割を取らないで!』
義母の中では、説明なく義父を連れ出したストーリーが出来上がっていて
こちらが違うよと指摘すると、「そんなのは知らない」の一点張り。
記憶が抜ける×都合のいい作話の強力パンチは、恐ろしい。
またしばらく、この怒りモードに付き合うのか思うと、逃げ出したくなった。