以前から、物忘れが目立つので、
双極性障害だけでは説明がつかない気がしていた。
たびたび、MRI撮ったほうがいいのではないか、と話にはあがっていた。
2020年の鬱で、初めて、幻視の訴え。
明らかにない物が、義母には見えているらしい。
これって、レビー小体型認知症だったりして
こういうことは、一番義母が頼りにしている、R姉(義母の次女)が切り出す。
心療内科に初めて行ったときも、姉が伝えた。
「こういうわけだから、ほかにお薬があってよくなるかもしれない
大きい病院で調べてもらいましょう~」と、話してくれて
義母の予定表に『大学病院』と書いてくれた。
その鬱から浮上し、躁になった義母は、この予定表をみて、怒りだす。
「この大学病院は誰が行くの?私は何も知らないんだけど!
なんの説明もなく、予定表に突然書かれていて、初めて知った!」
「Rちゃんに聞いて~」
義母はR姉に電話をするそれを何度か繰り返す
受診日前日になっても、
「あなたに言ってもしょうがないんだろうけど、明日の大学病院は何なの?」
「Rちゃんに電話で聞いてないの?」
「その話はしてないの」(←何度もしてるよね)
「じゃあ、電話してみて~」
「お風呂に入ったら電話するわ。でもだってね、勝手にね・・・
まあ、いいわ。後にするわ。」
どう説得したのか、翌日、義母は、朝一で通院の荷物を用意していた。
R姉が迎えにきて、義母と大学病院へ到着
嫁は用事があったので、別に外出していましたが、
急いで用を済ませ、しれっと診察の途中に、合流。
今日は問診のみ。
主に、R姉が、1月の鬱の義母の様子を語る。
『家電が使えず、ご飯やお風呂の支度ができなかった。幻視が見えていたようだ』など。
では、MRIで調べてみましょう。二週間後の予約が取れた。
女子三人で、ランチをして、帰った。
会話のなかで、一人で運転して出掛けることをしきりに訴える義母。
そうなんです義母の一番のこだわりは、
『自分で運転して用事をすませること』
1月の鬱から、運転はお休みしてもらっていて(それはそれは、すったもんだの上)
義母は、元気になってきたからまた乗りたいと。
大学病院での検査結果が出るまでは、
運転は、引き続き、お休みしてください、とお願いした
(運転の話は長くなるので、また別に)
大学病院での初診は、義母の抵抗もなく、すんなり済んだ。