【ご報告】漏水率が世界で最も低い福岡市ですが、さらに去年設置したAI搭載の IoTセンサーで漏水をキャッチして早期対応出来ました!
福岡市は政令市で唯一、大きな川(一級河川)がなく、かつては水不足で大規模な給水制限などもありました。そこで先人たちが水圧などを細かく調査しながら漏水率が世界で最も低い都市にまでなったのですが、さらに去年から人工衛星から漏水リスクエリアを抽出した上で、市内の主要な水道管50 箇所にAI を搭載した IoT センサーを設置して、漏水の有無をモニタリングしはじめました。
この「AI 搭載型 IoT センサシステム」は、わずかな音もキャッチできる高機能のセンサーで、そのセンサーが拾った音が漏水の音なのか、雨や風などの音なのかを AI で判定。もし漏水であれば、水道局に通知される仕組みです。
実は早速先日、このシステムで水道管からの漏水を発見し、すぐに修理を行いました。早期に対応できたので、道路の陥没や断水などの二次被害もなく、市民生活への影響もありませんでした。
人の経験に加えて、新技術をしなやかに導入してリスクをキャッチする網の目を細かく張りながら、安全安心を守っていきます!
福岡市長 高島宗一郎