【福岡市型こども誰でも通園制度】福岡市では、仕事の有無にかかわらず保育所等にこどもを預けられる「福岡市型こども誰でも通園制度」の募集を明日から開始します。
昨年度、国のモデル事業としてこの制度を実施したのですが、定員の3倍の申し込みがあり、ニーズの確認はもとより、利用者から「こどもの成長が促進された」「こどもの食生活が改善された」「育児負担が軽減された」といった声が聞かれたことから、今年度は福岡市独自 に制度を拡充して実施します。

拡充する内容はとしては以下の3つ。

①国の上限である月10時間の4倍の最大月40時間預けることができる
②実施施設数を昨年度の3施設から約10倍の32施設に増加
③定員を昨年度の120人程度から900人程度に大幅に増加

国の試行的事業では、利用時間が月10時間と制限されており、これでは十分ではないと考え、福岡市独自に制度を拡充しています。

また「福岡市型」の特徴のひとつとして、保育園等が障がい児を受け入れた場合の加算を市で独自に上乗せして、障がい児1人につき一時間あたり1,000円支給して現場の負担軽減を図ります。
また保育士確保策として、これまで実施してきた家賃や奨学金の補助に加えて、さらに今年度から保育補助者の雇用費の助成事業を実施するなど、人材確保にも努めています。

対象は、福岡市内にお住まいの生後6か月から2歳までの保育所などに通っていないお子さんで、保護者の就労状況に関わらず申し込み可能です。

預かり開始は7月からですが、障がい児や多胎児、兄弟姉妹同時申込の方などの先行募集は明日から開始しますので、どうぞご利用ください。

また実施に手を挙げていただいた保育所等のリストについては写真で添付しておきますので、拡大してご覧いただければ😊








福岡市長 髙島宗一郎