【今日のうちに、明日以降への備えを!】昨日までの天気とは一転して晴れ、というかものすごく暑い日になりました。

大雨による被害状況ですが、道路、河川、下水に関する被害状況の報告は18件で、市民生活に大きな影響を及ぼすものはありません。


これ以外に、那珂川市内ですが、昨晩、もーもーらんど油山牧場の先で土砂崩れが発生しており、福岡市内の道路でも大型車通行止めになっています。普通車は、並行する現道で迂回通行可能です。


消防局では、随時消防車での注意喚起やパトロールにあたっているほか、消防団と連携しての比較的軽微な水防活動(側溝からの溢水ほか)などに複数出動していますが、現時点で幸い人命に関わるような厳しい現場への出動はありません。県内外への応援出動の要請も現時点ではありません。


また朝9時から消防のヘリで市内の河川やダム、調整池などを上空から確認しています。

また被害の大きかった久留米など県南方面の被害状況の調査とヘリからの映像を国や県に提供しています。


また先ほど、水道局が水源地域の朝倉市からの要請を受け、支援物資の提供が完了いたしました。


そして、ここからが大事なのですが、雨は上がっても土砂災害に対する警戒はすぐに緩められるものではありません。地面の下はまだ沢山の雨を含んで緩んでいます。


しかも明日16日(月)から17日(火)にかけて再びまとまった降雨が予報されていることからも、今日のうちに片付けたり、明日以降への備えをすることが肝要です。


現在、福岡市内の土砂災害特別警戒区域と土砂災害警戒区域に、避難情報を発令中で、95箇所の避難所を開設しています。


危険な場所にいる方は、雨が強くなる前、夕方暗くなる前に、早めに避難をしてください。

避難情報を発令している地域や開設中の避難所は、市のホームページに掲載しています。https://www.city.fukuoka.lg.jp/bousai/index.html 



地下鉄は平常運行中。

小呂島~姪浜航路は、強風波浪のため、昨日の小呂島発13:20の便から運休としていましたが、本日の13:20の便から運航しています。







福岡市長高島宗一郎