激しい雨が続いています。積算降水量も非常に多くなっています。
地盤が緩むことで土砂災害の危険が非常に高まっています。
九州北部ではすでに川が氾濫したり浸水被害、土砂災害も発生しているエリアもあります。
福岡市内でも、すでに崖崩れやブロック塀倒壊、土砂流出による通行止めなども発生しています。
川の水位も非常に高くなっています。水路から道路に水が溢れている場所も複数あります。川の状況を見に行くことは、命を危険に晒します。
特に川の近く、山の斜面に近い場所にお住まいの方は、それぞれで命を守る最善の行動をお願いします。
宇美川と那珂川流域に避難指示を出しています。危険な場所にいらっしゃる方は避難してください。
ハザードマップ等により、屋内で身の安全を確保できるか等を確認できた場合には、屋内安全確保(上階への避難や、高層階に留まる)の方がより安全な場合もあります。
避難情報の発令状況、開設避難所は以下のホームページに順次掲載します。
http://www.city.fukuoka.lg.jp/bousai/emevacuate.html
また福岡市のLINE公式アカウントではお住まいのエリアの情報をリアルタイムで提供をします。
現在、福岡市内の土砂災害警戒区域、特別警戒区域、多々良川、宇美川、那珂川の浸水想定区域で避難所(119箇所)を開設しています。
避難所へ避難される際には,各自でマスク及び体温計を持参してください。
大雨や土砂災害に関する情報は、市のホームページや福岡市の公式LINEでリアルタイムに情報を提供しています。
また、避難情報については、視覚や聴覚に障がいのある方や高齢者を対象に、事前登録をいただいた方にはFAXと電話でも情報を提供しています。
ちなみに避難所開設に従事する市の職員には、このような場合に備え、梅雨時期にコロナワクチンの優先接種をしています。
現時点で上下水道や電気、ガスなどに被害情報はありません。
水道局では朝から配水池や水管橋などの安全確認で市内を巡回しています。
JR筑肥線が全線運休となっていますが、福岡市地下鉄については、姪浜折り返しで平常運行を行っています。
福岡市営渡船小呂島~姪浜航路は、強風波浪のため、小呂島発13:20の便以降、運休です。最新の運航状況をご確認ください。
コロナワクチンの集団接種について、現時点では通常通りですが、中止する場合には市のホームページ、予約システムのトップページでのお知らせに加え、予約されている方が登録している電子メールや携帯のショートメールにそれぞれ中止のお知らせを送信します。