【公共交通の乗務員と、中洲の接待を伴う飲食店従業員へワクチンの独自優先接種】
福岡市では感染拡大防止と接種スピードの迅速化の両立を図るべく、感染拡大防止の要所となるような職域などについて、福岡市独自の優先接種枠を設けて、高齢者接種と並行して接種を行ってきました。
 
今回新たな対象となる公共交通とは、具体的には市内に事業所のあるタクシーや市営地下鉄、市営渡船の乗務員や利用者と直接接する駅員の方などです。なお西鉄やJRについてはそれぞれ独自に職域接種を実施していただいていますので、グループで職域接種を行わない公共交通の乗務員さんが対象となります。場所はクルーズセンターで7月12日から16日です。福岡市の接種券と免許証などの本人確認書類をお持ちください。
 
中洲については、特に全国から人が訪れる場所で、福岡の誇るべき歓楽街です。一方、感染が多発している都市からお客さんが来られる場合も多く、これまでも中洲の「接待を伴う飲食店」では多くの陽性者やクラスターが発生し、そこから家庭や職場等に感染が広がった経緯もあります。特に今後、まん延防止等重点措置が解除されて、感染が多発している地域との往来も増加することが予想されることから、臨時の接種会場を設けて予約なしで接種を行います。
福岡市の接種券を持参の上で、出勤前に直接中洲の会場にお越しいただけます。具体的には、7月13から15日、20日、21日の5日間と、2回目はその約3週間後で、場所はgate’sビル4階のJRAエクセル博多で、時間は16時から20時まで。人数は1日およそ300人です。対象となる店舗には福岡市から直接案内を送っています。
 
このような福岡市の独自優先ワクチン接種によって、すでに介護従事者には2回の接種が完了しています。また保育園、幼稚園、留守家庭子ども会、小中学校の先生、災害支援のNPOや避難所運営に関わる職員などの接種は一回目の接種がほぼ終了しています。
 
高齢者(36万人)については、76%の方が7月末までに2回目までの予約済みで、そのうち88%の方が一回の接種済み、60%の方が2回の接種を完了しています。
 
64歳以下の市民の皆さんの接種券は6月30日には郵便局に届けていますので、ほぼ届いていると思います(郵便局の都合で一部まだ未着のところがあるかもしれませんが、今週中には必ず全て届くと聞いています)。基礎疾患のある方(事前登録が必要)と60代の方はすぐに予約してください。
 
いよいよ来週月曜日12日には50代の方、15日には40代の方、19日には30代の方と、順番に予約ができるようになります。
 
福岡市でワクチンを接種するなら、絶対にこのサイトで検索してから予約を!とてもとても便利です!福岡市内で最速で接種できる会場が一目で分かります。

 

 

 

ほぼリアルタイムで空き状況が分かるので、毎日見ていれば予約のキャンセルが出ればすぐに反映されるので、より早い日程に予約変更することが出来ます。
 
 
 
福岡市長高島宗一郎