福岡市役所の正面玄関には門松が飾られてお正月の清々しい気持ちになります。
今日、市役所のコロナ対策室のある女性職員と話してたら、「初夢でPCR検査の受け付けをする夢を見た」と話してくれました。彼女の顔は笑っていましたが、夢の中までとは。
年末年始も交代で勤務にあたってくれている職員に感謝です。

コロナ対応でこの年末年始も福岡市の急患センターを開けていますが、インフルエンザが流行っていないこともあり、熱発などの有症状の方も例年ほど多くなく、混雑も例年ほどないとのこと。

さて、正月でお雑煮などを楽しんでいらっしゃる方も多いと思います。でも厚生労働省の調査によると、実は餅を含む「食べ物が原因の窒息など」で亡くなる高齢者は、年間3500人以上もいらっしゃるんです。

特に1月は餅やお雑煮などを食べることから事故が集中しています。餅を喉に詰まらせる死亡者は去年だけで298人。おととしは363人の方が命を落としています。

実は沢山の方がお餅で命を落としているのですが、注目されていないので、大きなニュースにはなりませんが。

高齢者の場合は餅が喉に詰まった場合、咳などで押し返す力が弱くなり、即、命に関わる事故になるので、高齢者用にはお餅を小さく切るなどの工夫をするといいかもしれないですね。

ちなみに誤嚥性肺炎を防ぐため、福岡市では特に高齢者の口腔ケアに力を入れていて、要介護の在宅療養高齢者の方には無料の口腔ケアも実施してますよ。





福岡市長 高島宗一郎