【福岡市の漏水率の低さは世界一】宣伝させてもらいます。福岡市は地球上のどの都市よりも漏水率が低い都市です。
それは1978年の異常渇水を経て、諸先輩が水の安定供給に尽力をしていただいたお陰です。
また市民一人当たりの水使用量は関西のある都市の半分強です。それくらい市民の節水も意識しないレベルで染みついています。
そのおかげで、政令市で唯一、一級河川が無い都市で、年間1万5千人人口が増え続けても、昨今では給水制限にまでならないのです。

で、何が言いたいのか。

福岡市は配水管の流量や水圧を常に24時間制御、コントロールしているからこそ、面白いデータが出てきたのDEATH。

普段、ドラマを全く観ない私ものめり込んだ「半沢直樹」が放送されていたこの2か月間、配水量に異常な変化がみられたのです。

通常、22時になれば徐々に減っているはずの水が、この2ヶ月は22時、つまり半沢直樹が終わった直後から一気に配水量が上昇しているのです。
どう考えても、みんな半沢直樹を観終わってからシャワーとかお風呂に入っているのでしょうね。もちろんトイレもですが。

分かるー。だってテレビの前から離れられなかったですから。

水道もそうですが、多分ガスも電気も同じと思います。ピークの時間や異常な使用料になった時にも常に安定して供給できるようにバックアップをしっかり行うことが、インフラ関連事業者には大切になります。

普段当たり前に使っている水道ですが、福岡市水道局はそれでも安定供給できるように、様々な予見をしながら見えないところでいつも頑張ってくれています。

また水源として筑後川からいただいているお水も、水源の涵養で山を守ってくださっている筑後川流域の自治体住民の皆さんのお陰です。

私たちが半沢直樹を興奮して観ているバックヤードでは、こうやって生活を支えている人が見えないところで頑張ってくれているところも知っていただけたら幸いです。
絶対だ。絶対。絶対に。絶対です。です。ですです!




福岡市長 高島宗一郎