区役所での待ち時間を最短に！新しいチャレンジを3つ始めます。
まさにこれから引っ越しシーズン到来！
新型コロナウイルスの感染拡大防止を考えた時に、区役所一階が転入転出手続きをされる方で混雑して、長い方では２時間以上お待ちいただくなんて絶対よくない！
その①
「引越し手続きのオンライン予約サービス」を始めました。区役所のロビーで待たなくていいです！
引っ越しの手続きは全部オンラインで終わらせて、予約した時間に区役所に行けば本人確認とサインだけで数分で手続き完了。書かなくていい、待たなくていい。区役所の確認作業は事前に全部終わっています。これは全国初の取り組みです。
ちなみに、最後に対面で本人確認をすることだけは国の法律で決まっているので、福岡市はそれ以外の全ての手続きをオンラインで完結させました。
まだスタートしたばかりで周知に時間がかかりそうですが、少なくともネットが使える人がみんなこれを使ってくれたら混雑はほぼ無くなります。
というか、使いましょう！いいことしかないので。
詳しくはこちら→
https://www.city.fukuoka.lg.jp/…/kus…/life/tetuduki/001.html
その②
３月９日（月）から当分の間、窓口で申請した後の住民票等の交付は翌日以降の郵送等での対応にさせていただきます。よほど当日必要な事情があれば現場で対応しますが、基本的には住民票や印鑑証明は翌日以降に家に届いても問題ないはず。区役所のロビーで待たなくていいです。
その③
子どもが転校される方。引っ越し手続きで区役所に来たら、提出する異動届出書のコピーにその場で区役所の受付印を押します。それを学校にお持ちいただければ、学校への転入学通知書の代わりとして手続きが完了するよう教育委員会とも調整を行いました。区役所のロビーで待たなくていいです。
というか、これが今回できるなら来年以降もすればいいよね！ってことになったので、そうします。手続きの簡素化完了。
その他にも、福岡市外へ引っ越しされる方は、区役所に来庁されなくても、郵便のやり取りで転出証明書が受け取れるように見直しを行うなど、様々な取り組みを進めていきます。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、福岡市では住民票や印鑑証明書などの発行だけであれば、わざわざ引っ越し手続きなどで混雑する区役所に行く必要はありません。
市内３ヶ所にある証明サービスコーナーでは、土日も含め毎日９時から２０時まで発行できます。時間に余裕がある方は、郵送請求センターへ郵送請求もできます。
マイナンバーカードをお持ちでしたら、全国のコンビニのマルチコピー機を利用すれば、区役所で発行するよりも５０円安く超短時間で発行できるようにしています。（ちなみにこれは全国の政令市に先駆けて、住基カードの時代から実施してます！）
他にも、去年から約2300種類の申請書様式についてハンコ、押印の義務づけを廃止しました。新年度で国の法律で押印が義務付けられているもの以外は基本的に全て無くす方針です。それによって諸々の役所手続きのオンライン申請を倍増させる目標で去年から進めています。現在、役所の年間総処理件数の72％がオンライン手続き可能となっています。ワンストップではなく、できるだけノンストップ行政へ。
アフターコロナは今よりもっと生産性が高くて便利な社会
こういう非常時って、無駄だったことが可視化されるし、
だから私はアフターコロナはもっと住みやすい福岡市にするっていう思いで取り組んでいます。
市民の皆さんの会社も、組織も、サークルも、そして日本社会全体も、アフターコロナをより最適化されて居心地がいい場所にしましょう。誰かがしてくれるのを待つのではなく、みんながそれぞれの場所で勝ち取ろう！
さて、福岡市で備蓄しているマスクは、すでに福岡市医師会などを通して優先的に医療機関にまわしています。残りは１万枚しかありません。今、医療用マスクの確保のため、国や事業者に掛け合っているところです。
最後に、福岡市内でPCR検査をしたのは、3月4日時点で86件。84件が陰性でした。陽性は変わらず2件のままです。
ちなみに、これまで福岡市内で１日にPCR検査が出来る件数は40件でしたが、今日からは最大160件検査できる体制を整えました。さらに、3月末には新しい機器がもう一台入る予定で、最大240件の検査ができるようになります。
#アフターコロナ みんなでアフターコロナのよりよい社会を語り合うよう
福岡市長 高島宗一郎