今日は福岡市で初めて新型コロナウイルス感染症の患者が確認されましたが、その後の検査で奥様も感染していることがわかりました。これで感染者は二人となりました。
 
お二人は中央区にお住まいのご夫婦で、最初に感染が確認された60代の男性は発症までの2週間、公共交通機関は使っておらず、普段の生活も自転車で移動されていました。発症してからは家から一歩も出ず、家族以外の接触はありませんでした。
 
一方、奥様は発熱後、その日は勤務先までマスク着用の上タクシーで移動されていました。勤務先についてもマスクを着用していたとのことですが、感染拡大防止のために順次調査に入ります。その他、福岡市保健福祉局からの発表内容は福岡市のHPに情報を掲載しているのでご覧ください。
ちなみに、同居しているもう一人の家族は陰性反応だったそうです。
現在のところ、まだ感染ルートは特定できていないということです。
 
さて、今後福岡市の主催するイベントについては、当面一ヶ月原則中止、もしくは延期します。高齢者や障がいのある方の集まるアラカンフェスタや障がい者ボウリング大会も中止です。ただし、対象者や密室性などの観点から実施可能と思われるものは、個別に可否の判断を行います。
 
公共施設については、現時点で休館などは行わず、消毒などによる感染予防を徹底します。
 
市職員の時差出勤についても可能な部署から随時実施します。また経済団体の会員企業へ時差出勤への協力をお願いしました。
 
その他、全国的なマスク不足を踏まえて、代替マスクの作り方をHPなどで周知したり、役所でもオンライン会議やテレワークの推進にも取り組むように指示しています。
 
今後、フェーズが変わる中で最悪の事態も想定して、教育委員会と連携して学校での対応もシミュレーションしてもらっています。
 
いずれにしても、前の投稿にも書きましたが、新型コロナウイルスは一般の健康な方が感染してもほとんどの方は重症化せずに回復されているようです。今回の奥様の場合も、咳も出ず、高熱も出ていなかったので、きっと家族の発症が確認されていなければ普通の風邪と思って検査までしていなかったのかもしれません。
ただ、高齢者や持病がある方、免疫力が弱い方はその限りではありませんので、そういう方々を感染から守るためにも、市民の力で感染拡大を防止すべく、こまめな手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする時はハンカチで口や鼻を押さえる、無いときは衣服や袖などで口と鼻を押さえる)など、みんなで協力していきましょうね。
 
繰り返しますが、煽る情報やデマに振り回されず、正しく冷静に怖がりましょう。
必要以上に萎縮する必要もありません。
大事なのは、一人ひとりが免疫力を高めてウイルスに負けないためにも、充分な睡眠と栄養を心がけること!
 
私はさっきUber Eatsで久しぶりに天丼を食べて元気いっぱい!
明日も議会なのでもう風呂に入って寝よう。
福岡市のHPで順次、公式情報を更新していますのでご覧ください。
 
 
福岡市長高島宗一郎