【子ども医療費助成拡大のチャンスを逃すな!】


福岡市では子どもが病院に通院した時に医療費の補助が出るのは小学校卒業までです。

 

これを中学卒業までに拡大してほしい、もしくは自己負担を軽くしてほしい。これは議会の自民、公明の会派はもとより、野党の民主や共産系会派まで予算要望している内容です。

 

それが、今回の福岡県知事選挙で実現できる可能性が浮上したのです。

 

小川知事は、福岡市行政や議会がこの8年間訴えて続けてきた子ども医療費の格差是正に、残念ながら全く耳を傾けていただけませんでしたが、武内和久候補はその格差縮小を公約に掲げていただいたのです。

 

これは北九州市にとっても悲願です。

 

県の施設や道路などの整備は県内全体のバランスを配慮して、力をいれる地域など差ができるのは仕方ありません。しかし同じ福岡県民である子ども施策や障がい者施策は県内一律であるべきです。

 

福岡市民は個人県民税収入の4割近くを納めています。

 

にもかかわらずこの県の格差によって福岡市民は新たに11億円もの市民の税金を使って他の市町村との子ども医療費の格差是正に充てざるを得ない状況なのです。

 

このお金がキチンと戻ってくればまさに子ども医療費の対象拡大や自己負担軽減などの財源として活用できるのです。福岡市や北九州市の長年の要望が武内候補が知事になればまさに実現されるのです。

 

ちなみに自治体の財政力を測る指標として国が定めた「財政力指数」がありますが、もちろん福岡県内でも政令市よりも財政力が高い市町村も存在します。また制度としても各自治体の財政力が均衡するよう、地方交付税が交付されています。

 

ですから、人口の多い自治体=財政力があるというイメージを利用して補助金に格差を設ける理屈は成立しません。

 

私は福岡県知事選挙で武内和久候補を応援します。

 

福岡市長高島宗一郎