昨夜、一時的に博多駅前通りが通行止めになりました。明け方には通行は再開されています。
先日の陥没事故の後、深さ18mの埋め戻しを行って仮復旧で道路の通行を再開しました。一方、安全性を確認するための技術専門家による会議で、埋め戻した後に地面が重さで圧縮されて完全に固まって安定するまでは若干の沈下も想定されるのでモニタリングを続けるようにとの指摘もあり、24時間体制で継続して、路面の高さのモニタリング調査を行っていました。
そうしたところ、今朝の0:30分頃に路面の沈下が計測されたため、安全第一との現場の判断で一時的に道路の規制を行ったとの報告を受けました。
その後のモニタリングでも沈下は最大で70mm程度でその後は落ち着いているそうです。
また地下鉄工事用の立て坑の水位にも変化は無いことから、地下鉄工事現場のトンネルに土砂などが流入したというものではないそうです。
安全第一を優先に、今後とも現場で作業している皆さんには少しでも不安があればいつでも立ち止まって安全確認をして頂くようこれからもお願いを致します。
市民の皆さんには本復旧までご迷惑とご心配をお掛けしていること申し訳なく思っています。

 

福岡市長高島宗一郎