今日から益城町、明日から熊本市がボランティアの受付を始めます。

被害状況も避難場所も把握できない状況の中で、水とおにぎりでとにかく命を繋ぐという震災直後の段階から、これからは細やかに生活を支援する息の長いステージへと移っていきます。

これからは専門性を持った方やNPO、ボランティアの皆さんの力が大切になります。

そこで福岡市では被災地へ支援物資を届けたいというNPO等の皆さんに、市民の皆さんからお預かりした7品目の支援物資(水、おむつ、タオル、生理用品、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、栄養補助食品)の提供を始めます。

福岡市のNPOボランティア交流センターあすみん(wtk@fnvc.jp)まで、担当者の携帯番号を「必ず」明記の上で、現地での活動予定などとともに必要な物資とその数を明記して送ってください。

NPOではないけど、有志で集まって支援したいので被災地へ届ける支援物資を分けて欲しいという相談もきっとあると思います。

平時であれば登録されたNPOなどに限りますが、今は有事ですから、支援したい有志の集まりでも結構ですので、ともかくまずはこちらまでメールして下さい。

確認が取れ次第、あすみんから認証メールを送りますので、そのメールを持って旧青果市場にきて頂ければ支援物資をお渡ししますので、ボランティアとして向かう被災地までお届け下さい。

もちろん団体としての実績など、判断材料もない以上、例えば、最悪の場合、皆さんに届けて頂いた大切な支援物資が横流しされる恐れも絶対にないとまでは言えません。

しかし今は有事です。1000人のうち1人、仮にそういう人がいる可能性のために、999人の善意まで一律に線引きするのは、有事の判断として違うと思いますので、この方法でまず走り出します。

避難所間の格差が問題と言われる中で、より多くのマンパワーで生活支援できる段階にきましたので、一刻も早い支援を待っている被災者のために、このようにさせて頂きます。より良いやり方があれば修正します。

また活動報告などの事後の手続きも、ブログやfacebookでの発信で報告書の代わりとします。有事ですから、支援に専念して下さい。

ただ、一方で災害ボランティアには様々な配慮や心構えが必要です。ボランティア活動に慣れた方はいいのですが、
今回初めて参加される方のために、
4月26日19時から「福岡市NPOボランティア交流センターあすみん」で、
4月28日19時からは「福岡市市民福祉プラザ」にて災害ボランティア講座を開催しますので、慣れていない方は是非参加をされてみて下さい。

さて、今日は福岡市に託すために全国から届いた7品目の支援物資が「郵送分」だけで10トントラック3台と4トントラック1台で到着しました。

また雨の中、多くの市民の皆さんに旧大名小学校まで支援物資をお持ち頂きました。
本当にありがとうございます。
しばらくの間は物資を安定的に供給できる量のめどはついています。

さて、熊本市は今日の正午をもって、一旦、救援物資の受け入れを中断すると発表しました。
集積した大量の支援物資を一旦整理したいとのことです。

そこで、福岡市でもしばらくは安定的に物資を供給できる量が整っていることからも、一旦、すべての支援物資の受け入れをお休みします。

ただもちろん引き続き、熊本市以外の熊本県や大分県の被災地には支援物資を送っていきます。

今日も大分県の竹田市長さんから急遽SOSの連絡が携帯にあったのでお水をお届けしました。

改めて市民の皆さんに物資提供をお願いする状況になればまたお願いしますね。
ちなみに、明日、旧大名小学校まで持ってくる予定で準備されていた方などはお持ち頂いても結構です。
お気持ちをしっかりとお届けしますね。

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