様々な事情で親と暮らせなくなった社会的養護が必要な子どもたちがいます。福岡市では平成17年から全国に先がけて、NPOと共働して里親制度の普及や啓発、そして里親、里子への支援を積極的に進めてきました。
その結果、平成25年度までの10年間で、里親のもとで生活をする子どもの数は5.5倍、里親委託率が全国平均の2倍以上の31.9%で、その伸び率が全国一位となるなどの成果を挙げることができました。
今日は福岡市のこの10年間を振り返りながら、全国の行政やNPO、厚生労働省や民間などの皆さんと経験を共有する『里親推進フォーラム in 福岡』を開催しました。
これからは官民それぞれの強みを合わせながら里親推進の機運を高め、子どもの権利擁護の取組みを日本の社会全体に大きく広げていきます。

福岡市長高島宗一郎