シンガポールで開催されているWorld Cities Sammit 市長フォーラムで世界最先端を走る福岡市のコンパクトシティを発表しました。
市のマスタープランによって空港、駅、港の機能を半径2.5kmに集積させていて、都市機能は中心部に集約。周辺は市街化調整区域として開発を抑制して海や山の自然をしっかり残している。都市高速や地下鉄、バスネットワークが充実して、物価が安く、廃棄物処理や上下水道は世界に誇る独自技術を持つ。漏水率2.6%は世界一のクオリティ。海へ流す水は下水処理場で綺麗にするだけでなく窒素やリンのコントロールをして海の栄養管理が出来る。国際会議やプロスポーツ、コンサートや舞台が毎日開催されている。市の税収伸び率は政令市で一番。開業率も一番。ちなみに年間を通して大きな祭りやイベントが各地で行われている。
福岡市民には当たり前の環境ですが、世界にとってはキラキラ光る宝石のような魅力を持っているのです。先人が築いてきた頂いたこの誇らしい都市システムとコンセプトは世界に発信しないと。

福岡市の目指す方向は単に高いビルが多い大都会ではなく、人と環境と都市活力の調和がとれたアジアのリーダー都市。新たな価値観を創造し、発信する都市です。