波動で観察するとわかるのですが、
ネガティヴな状態であっても最後にどんな
言葉や思いで締めくくるかでその波動は全く違ったものになります。
【言葉や思い】
男性に多いのかもしれませんが、
何かをしてくれる相手や親に。
心の内側では感謝でいっぱいなのに、素直に言えず何となく文句を言う。
すると、相手には文句の矢がささり、悲しさとして残ります。
何かをプレゼントされて、大切に使ってくれているにも関わらず。
最後はありがとうではなく、実は〜だったとちょっとした不満を最後に残す。
不満という矢が放たれ、波動が残ります。
そのつもりはなくても、最後に聞いた言葉がやはり耳に心に残ります。
その最後の言葉が悲しさを生み出し、怒りに変わることもあります。
それはとても残念なことです。
人との関係の中で誤解を生じる時は、もしかすると素直になれないがゆえに放たれる矢がそうさせていることってあるかもしれません。
自分に対して、人に対して。
無意識に何を思っているか。
ついついネガティヴなまま、不安のままに思いを終わらせている事があります。
それはそのまま矢となり影響します。
言葉も思いも、特に自分や家族、子供に対してはなかなか意識的になれないものです。
だからこそ、時々自分や周りに対してどんな言葉や思いの矢を放っているのか気がついていくことは大事だなあと思います。
【願い】
最近は親が歳をとってきて、そう遠くはない未来に命を終える日がくるのだなあと考える事があります。
そんな時がきたら、わたしは最後に何を思い願うのだろう。
ふと考えたのです。
生きて欲しい、頑張って欲しい。
少しでも長く生きている事を願う。
もちろんそう思うことは悪いことではないし、自然な事です。
でも思ったのは。
諦めというのではなく、命を受け入れたとしたら。
命を終えるその日まで。
自分らしく、幸せに過ごしていけますように。
という、願いでした。
命を丸で終えられますように。
そんな願いが矢となり波動となる。
相手に影響していきます。
自分に対しても、
何だか色々ある〜と思考や感情のまま一日を終えるのと。
何だか色々あるけれど〜
今日一日無事に過ごせて良かったな。
では今日一日に対しての捉え方が変わります。
この何でもない日々の最後にどう思うかは、人生の最後にどう思うかにも影響してきます。
丸をコツコツつけていたら、最後も丸にしようと思うはずです。
日々の中の無意識に締めくくっているその時々の最後の言葉、思い、願い。
無意識だからこそ、人生に一番深く影響します。
自分や関わる相手に。
その時々最後にどんな言葉、思い、願いという矢を放っていますか。
どんな祈りを放っていますか。
中心軸から思い、願いを放てますように。