1月後半から、父親は腰痛が出現しています
自覚症状と採血結果は相関するようで、いずれ、鎮痛薬が必要になるかと思い、簡単に自身の勉強の為に書いています
骨転移は、除痛効果が十分に得られない場合が多く、個人差はあるものの、病院で勤めていた頃、壮絶な骨転移の痛みで、硬膜外カテーテルを留置していた方がいました
軽度であればロキソニンやセレコックス等から開始し、NSAIDsに加えて、アセトアミノフェンを追加するといいこともある
安静時に疼痛がある場合、オピオイドを調整
食事等で体動時に疼痛が出現する場合は
食前に速効性オピオイド(レスキュー:オキノーム等)を使用
※体動時の疼痛にあわせてオピオイドを増量すると過剰投与になるリスクがあり、鎮痛補助薬を組み合わせる事があります。
鎮痛補助薬は抗うつ薬、抗けいれん薬、抗不整脈薬、NMDA受容体拮抗薬、ステロイド、ビスホスホネート薬など
ヒドロモルフォンという強オピオイドは、同用量のモルヒネ経口薬の約5倍の効果があります
MSコンチン10㎎を朝1錠、夕1錠内服し、
計20㎎であれば、ナルサス4㎎と同等
・ナルサスは1日1回の内服で済み、内服負担が少ない
・腎機能障害時の傾眠・せん妄などの副作用が、モルヒネより軽度、オキシコドンと同等
オピオイドで安定した後
「内服薬を少しでも減らしたい」時は、フェンタニルパッチが有効(※導入時は使えない)
高齢者の多くは、内服薬の種類が多い傾向にあり、便秘薬等の追加が必要になるが、便秘の副作用が少ない
また、貼ったままでも、40℃程度のぬるめのお風呂に入ることが出来る
※貼っている場所を温めすぎると,薬の効き目が強くなる場合がある
話は変わり
アメリカのバレンタインデーは、チョコレートや花束を購入する男性が多く、男性が女性にプレゼントするようです
学校でバレンタインパーティー(昔)