プッシュプルポット『13歳の夜』を聴いて欲しい | 邦ロック屋さんのぐだぐだ毎日

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先日、新宿のタワーレコードに足を運びました!

インディーズバンドのEggsレコメンのコーナーに大きく展開されている
プッシュプルポットというバンドに出会いました。

MVも流れており、海の目の前の砂浜で演奏している映像、ボーカルの方の声も、爽やかなギターロックで良い感じのバンドだな〜と思い、聴いてみることにしました!

イヤホンでじっくりとはじめから聴いてみたところ、、、

歌い出しから心をぎゅっと掴まれました。

「良い感じ」ではなかった。「良い」に止まらない。
多くの人が聴くべきの「素晴らしい音楽」でした。

今まで曲を聴いてこんな気分になったことはないというくらいに、この曲のテーマとなっているものが重たく、ボーカルの方の魂こもった歌と突き刺さる歌詞、震えました。

こんな素晴らしい音楽に出会えてほんとうによかったと思えるメッセージが込められていました。





突然すべて失ったこと、あなたはありますか?
13歳のぼくは受け入れるしかなかったし

ずっと笑ってほしいって思える人が
あなたにはいますか?
今日もぼくは支えながら生きてる

13歳の夜』という曲の歌い出し、かなり考えさせられます。

14時46分いつもと違う鐘が鳴った

何がどういうことかははっきりわからない、きっと13歳の頃の自身の経験を歌詞にしているのだろう。
14時46分、何か聞いた覚えがある、、

魂のこもったボーカルの歌に心が揺さぶられるとともに、どういう過去から書いたのだろうという疑問が浮かびます。

疑問が晴れなくても、きっと、ただ単純にバンドがしたくて歌が歌いたいひとでは、書くことができない詞、選ぶことができない言葉だと思いました。

YouTubeの概要欄、ボーカルのやまぐちたいきさんのTwitterを見て、この曲に込めたメッセージが、誰もが絶対に忘れてはいけない出来事。そこにやまぐちさん自身が立ち会った人物だからこそ伝えられる、かけがえのないメッセージが『13歳の夜』には込められていました。

やまぐちさんが13歳だったのは2011年。そして出身は岩手県。
そして歌詞にでてくるのは14時46分。

これ以上は何か説明することはないと思います。

あの時の出来事は、誰にとっても記憶に残っている。ただ、その時いた場所によって、感じた思いやその後の人生はひとそれぞれ違ったことだと思います。

やまぐちさんは、Twitterで、『13歳の夜』について、悲しい曲ではなく、経験を通して周りのひとにぼくは支えられてるってことを伝えたい
歌にするか迷ったと語っていました。


たしかに、悲しい曲ではないです。
やまぐちさんの経験のもとに、歌いたいメッセージがあるからこそ、この曲のすべてが心に突き刺さるのだと思います。


何が起こるかわからない人生だけど、自分のことを大切にして生きよう。
周りのひとたちとの関わりを大切にして生きよう。
自分はこの『13歳の夜』を聴いて、前向きに1日を生きていこうと思うことができました。

この曲を聴いて、考えさられたこと、伝えられたメッセージがあります。
このような曲に出会うことができてよかったです。

まだサブスクリプションでしかきけていないので、また新宿タワレコに行って彼らのアルバムを、手に入れたいです、、!


このバンドのこの曲は、多くのひとの心に刺さるはずです。ぜひ聴いてほしいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!