毎月1回、出勤前に受ける、K先輩の特別な実践会。

フェルデンクライスのプラクティショナー
もしくは在籍中のトレーニングコース生しか
参加できない会です。

先輩の一般の方向けのクラスの為に借りてるお部屋の空き時間に
先輩自身の勉強を兼ねて
IFFが文書公開している
フェルデンクライス博士によるレッスンの英文を
先輩が訳したものを
意訳などせずそのままの文でやってみましょう!
という、非常に冒険的なレッスンです。
だからとってもオモシロイ!

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今回はAY#11
(#9と似た動きがでてくるらしい)

仰向けスキャンから
頭を床から上げる動き
どうしたら楽に頭を上げられるか
1仰向けで両の拳を坐骨の下辺りに敷いて、両脚をあげてみる。
ゆっくりスイングさせる。
頭はどんな風に床から動くか。
両膝を曲げて立てて、足裏を床から放して腰も床から放して頭の方向にスイング
ゆっくり始めて加速させる
両膝は開き気味に

スイングさせて爪先を肩の近くまで揺らしあげた時に、背中はどうなっているか
背中を長くした時に息をはいてみる

2右膝をたて、左脚は長く休ませて座る
右手は後ろの床につき、左手は頭の後ろから右耳のあたりに軽く添える
A滑らかに呼吸をしながら、左耳を右膝に近付ける動き

B次に左ひじを右膝の外側あたりに向けて動かす

※AもBも右の背面を長くする(胸は狭まる)
※BはAより深く曲げるのではなく体を捻る角度が変わる

手を入れ換えてAB

3仰向けになり両膝を曲げて立て、右手で膝の内から右の土踏まずの辺りを持ち、右の脚を伸ばす。

4膝を開いて座り、両の足裏をあわせるような形をとり、手を頭の後ろで組み、両の肘を体の前で近付ける
ただ上体を前方に倒した状態から、背中を長くした状態から背骨が自然なアーチを描いて立つまで、頭を動かそうとせず、背中の動きで上体を立てる。

5 3のバリエーション?
仰向けで右膝を曲げ、右手で右の土踏まずを持ち、左手は頭の後ろに添えて、右膝を伸ばす動きと頭を床から上げる動きを滑らかに連動させる

6 5の動きを反対側でも

7 2の動き・最初の坐骨の下に両の拳をしいて両脚をスイングさせる動きに何か変化はあるか

8仰向けで両膝を立ててから膝を開いてスイングさせる時に、背中を長く感じると、床にしっかりつく下背部(聞きなれない言葉ですね)、そこに両の掌をあてて、腰を床から上げ、さらに滑らかにスイング

スキャンの後、座り、ゆっくり立ち、床をどう感じてるか、ゆっくり歩いて統合。

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これで70分。
こ、濃ゆ!

坐骨で床を上手く捉えて
体の前面(胸部や腹部やその間)と背中を連動させられれば
どちら側も長く短く自由に使えるようになる可能性を感じられるワークでした。

仰向けで坐骨の下に拳を敷くワークは初めてでした。
座った姿勢以外で坐骨の位置をしっかり感じられる
いいポーズだな、と気に入りました。

踵が坐骨に真っ直ぐに向かう動きは
股関節への負荷がかなり少なくなります。
(ホントだよー、試してみてね。そう言えばQちゃんも走る前の〈巻き上げ〉推奨してますな)

坐骨は常に意識していたいパーツです。

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「K先輩の実践会、オモシロイよー」
と、同期のKんいっつぁん(同い年)に言ったところ
ものすごく乗り気になり
なんだかトントン拍子に
別開催と相成りました。

来週の月曜。
しかも2レッスン。
私とNさんとKんいっつぁんの3人で参加します。
このところ、朝の実践会は参加者は私だけだったから、嬉しいなー。