前記事の6月前半の予定のうち、一番重要視していたのは、10日の同期勉強会と12日のプレ研Q会でした。

10日のは、FPTP京都3期の大阪・兵庫・島根の有志が集まって、GWの集中講座で、グループ別に話し合った内容を深めるもの。

12日のは、来年の春以降に、私がクラスを開くにあたって、どんなことを心がければいいのかと、フェルデンクライスをまだ体験したことのない方に味わっていただいて、共に学ぶというもの。

10日があることで、10日以前の自分をしっかり見つめ、12日の内容を組み立てられ、12日があることで10日をより主体的に取り組める。

…ATMレッスンみたいだな。

reference movement(参照になる動き=10日以前の自分)

分化(10日と12日)

提示と混乱と選択(11日12日のリレマラ)

統合(12日)

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〈勉強会〉
GWの集中講座でグループ別に話し合った議題は
〈フェルデンクライスの指針とは?〉
というものでした。

ATMにしろFIにしろ、メソッドを学ぶにあたって、特に大事なこと。大前提。

それを皆で出しあって、書き出し、意見をシェアし、自分以外の意見で気になるものをチョイスし、話し合い、更に理解を深める。

集中講座が終わり、コースから離れた日常でも、フェルデンクライスへ取り組む姿勢や感覚を忘れないように、グループ別に月に一度くらいは、話し合いの場を持ちましょう、そして理解を深めましょう、というのが、先生からの宿題。

初回だけは、先生が日を決めてくださいました。
それが10日。

私のグループは、3人の内1人が遠方なこともあり、メールでミーティングすることになりました。
うちのグループは3人とも違うものを選んだので、3つとも話し合うことに。

Gさん◆自分であることを忘れない
Jさん◆制約をつくることで別の部分が動く
私◆より動きやすい方から動かす・始める

自分が普段疑問に思ってることや、心がけていること、これまでの体験などをそれぞれ提示しました。

有志での勉強会では、他のグループで人気の
◆自己イメージ(self image)
◆自己組織化(self organization)
◆統合(integration)
について話し合い。

まずは自己イメージの観察を深めること。
良い悪いの解釈をするのでなく、過去の体験の積み重ねが今の自分であるということ。
過去の体験によって、現在固定化されつつある習慣があるということ。

深く観察し、ニュートラルな状態を探り、選択肢の提示→分化→混乱→選択を繰り返すことで、不要な習慣を手放すことができるのでは?
これが自己組織化。

自己組織化→日常→自己組織化を繰り返すことで、自然と統合される。

そんな話し合いでした。

実際に顔を見て話し合うと、色んな広がりがあって、面白いです。
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10日が終わっただけの時点では、こんな風に書けなかったなあ。
(勉強会の後の飲み会で、かなり飲んだというのも理由のひとつ。いやー、飲んだねえ…21時に終わる予定が、終電だったからねえ)
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私のグループのGさんとJさんに贈るホットケーキ

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その2に続きます。