さてこれはまた別の台風のお話
(警告: ニョロい映像あり)
台風が去っていくとお決まりなのが停電と断水
なのでその時も数日間はそれが続いていた
そしてやっと水が出だしたので
ダンナが溜まっている洗い物を片づけようと
キッチンに立っていた
(共働きだった当時は皿洗いはダンナの仕事)
すると突然ダンナの叫び声
『ちょっと早く来て!!!』
何事かと思ってキッチンに行くと
ダンナが包丁を持ってオタオタしている
指さすシンクの方を見ると
ガベージディスポーザル
(シンクの下についている食べ物屑を細かく砕いて
下水に流すための機械)の中から
こんにちはニョロよ~~~♪
と例の毒ヘビが・・・
どうやら水が少なくなっていた下水道に入り込んだヘビちゃんが
うちのシンクに出て来たらしい
包丁を持っているくせに行動に移せないダンナ
ディスポーザルのスイッチ入れてみじん切りにも出来たのに
ダンナが凍り付いている間にヘビちゃんはカウンターを横切って
カウンターの端からその下にある隙間に入り込んでしまった
こうなるとどうも出来ない
なのでアニマルコントロール(保健所の方なところ)に連絡し
捕獲してもらうよう頼んだのだが来れるのは早くて翌日とのこと
夜中に出て来てかみつかれても困るので
寝室へのドアの下の隙間に
殺虫剤を吹き付けたペーパータオルを詰め込んで
ビビってる大ボケブラザーズたちはその夜は
2段ベッドの上で2人で寝た
翌日やっとアニマルコントロールが来てくれて
針金のハンガーをほどいたヤツを隙間に突っ込んで
ヘビちゃんを捕獲してくれた
それは長さは30センチくらい、小指ほどの太さの
ちっちゃな赤ちゃんヘビであった
そしてダンナは
赤ちゃんヘビにビビってフリーズしたと
その後何年も言い伝えられる羽目になったのであった